紙・繊維業界
打ち抜きプレスで加工クズが刃に付着して「カス上がり」が起きる
紙・繊維業界における静電気トラブルと、除電器による改善事例をご紹介します。
改善事例
紙を打ち抜きプレス加工したときに、刃と紙の摩擦によって帯電します。加工カスも帯電して刃に付着して「カス上がり」が発生してしまいます。
カス上がりによって金型や治具を破損したり、製品に打痕やキズがついてしまうことがあります。
これまでの対策
下死点検出器
- カス上がり発生を検知するだけで、防止はできない
除電器(イオナイザ)による対策
カス上がりがなくなり、歩留まり向上ができました。
改善・効果
現場の声
歩留まりの向上
不良率:1.5%改善
上記に加えて信用度の向上など目に見えない効果がありました。