中京銀⾏では、KIによるデータ分析を使って、個⼈向け、法⼈向けの営業の改善に取り組んでいます。本⽇は主に、私たちが所属する営業企画部の中の個人のお客さま向け商品・サービスでの取り組みについてお話いたします。
個人のお客さま向け商品・サービスでは、⼀般個⼈向けの資産運⽤、そして住宅ローン、カードローン、マイカーローン、教育ローンなどを扱っています。皆様の⽣活の中で、まとまったお⾦が必要になるとき、その⽤⽴てをお⼿伝いするための⾦融サービスです。KIの活⽤⽬的は⼤きく「営業企画の顧客最適化」「営業計画の根拠の補強」の2つに分かれます。
「営業企画の顧客最適化」
KIは主に、営業部⾨内の企画担当者が使っていくことになります。分析対象となるデータは、「預⾦残⾼など資産推移情報」「性別、住所、勤務先種別など属性情報」「渉外活動記録、Webサイトログなど顧客接触情報」です。これらを分析することで、取り扱っている⾦融商品それぞれについて「それに関⼼を持っていただけそうな顧客層」「関⼼を持っていただけそうな時期」を把握し、より顧客本位の営業活動を展開したいと考えています。
「営業計画の根拠の補強」
部内で⽴案する各種営業施策、企画について、なぜそれをおこなうべきなのかという根拠を、データ分析を通じて得ていきます。今年度は、当⾏の第18次中期経営計画の初年度です。同計画では「金融機能を有する地域貢献型コンサルティング会社」を標ぼうしており、従来にない視点で新しい施策・企画を実施していきます。そのとき、なぜその計画を実施するべきなのかの根拠を、⾏内データ、公開データの分析を通じて補強していきます。