従来から蓄積してきた、すでにある営業活動のデータを主に分析しています。たとえば、何の目的でどのような顧客に訪問したか、どの程度の見込み度の顧客に接触しているのかについて、その偏りを検証します。
その時々の目的に応じ、どのような顧客に接触するべきか検討し、SFAの営業行動データと基幹システムの販売管理データを結合して分析し、最終的には営業のKPIに落とし込む。そして、効率的で業績に繋がりやすい営業の方程式を導き出していこうとしています。
業界、エリアにより、どんな特性があるのか。それをKIに搭載されている「マトリックス」「要因ツリー」「AFE(機械学習)」機能で見定め、適切なKPIに準じてPDCAを回し、営業活動を改善していきます。
課題として感じているのは、今あるデータの相互のつながりが弱いということです。それをKIによってリレーションを強め、データ分析の質を上げていきたい。
データは現場の営業担当者によって入力されています。入力されたデータをもとに、分析の質が上がりPDCAサイクルを高速で回し、施策に還元することができれば、営業担当者の納得度や入力徹底の動機付けに繋がると考えています。
またマトリックスや要因ツリー機能を使い、初回接触から受注に至る営業工程を、営業部全体、拠点別、顧客の業種別など様々な視点で分析していきます。
今後は若手社員の育成でも、KIを積極活用していきます。