導入費用については、「データ分析の人材を一人雇ったと考える」「データ人材の雇用は難しい。欲しいからと言ってすぐ見つかる、雇えるものではない」「しかし、分析ツールならすぐ導入できる」と考えました。
人の採用活動では、常に多くの労力(工数)やリスクを伴ないます。
これに対し「恒常的に人を雇うのが難しいなら、必要に応じて、単発で外注すればよい」という意見もありました。しかし、データ分析の外注化は「説明のコストとリスク」があります。自分の会社を一番よく知っているのは、私たち社員であり、そこを分析アナリストに1から10まで説明するのは膨大な時間がかかる。また、正確に理解してもらえる保証もありません。そうであるなら、やはり自社で保有しているデータは、自分たちで触れて自分たちで分析できる体制を構築していくべき、と考えました。
その後、データサイエンティストと相談する中で「営業担当者の評価の適正化」という用途に行き着きました。