PDF417PDF417の構成

PDF417のシンボルは、最小で3段、最大で90段となるスタック型のシンボルです。各段は、スタートパターン、左側の指示子、データコード語、右側の指示子、ストップパターンから構成されます。また、シンボルの4辺すべてにクワイエットゾーンが必要となります。

PDF417の構成

クワイエットゾーン

PDF417の周りにある空白の部分です。上下左右に2モジュール以上の空白が必要です。

クワイエットゾーン

スタートパターン、ストップパターン

シンボルの開始、終了を表します。

スタートパターン、ストップパターン

指示子(インジケータ)

1行あたりの各パラメータを表示しています。指示子(インジケータ)で表現される内容は、行番号、シンボル桁数、列数、誤り訂正符号を符号化しています。

指示子(インジケータ)

誤り訂正レベル

PDF417の誤り訂正レベルは、シンボル作成時に0 ~ 8までの9段階で指定できます。誤り訂正レベルによる修復可能なデータコード数は、以下のようになります。

誤り訂正レベル
0
1
2
3
4
5
6
7
8
誤り訂正コード語の総数
2
4
8
16
32
64
128
256
512
  • 誤り訂正レベルを設定しなくても、最低2データコード分が修正可能です。
  • 推奨される誤り訂正レベルは、2 ~ 5を目安としています。

データコード語

データコード語はシンボル情報の基本単位で、1 ~ 30個で構成されます。
1つのデータコードは、17モジュールで構成されます。また、バースペースは4本ずつで、必ずバーから始まります。英数字2文字を約1データコード、数字だけであれば3文字を約1データコード、漢字等の2バイト文字は1文字で約2データコードのように表現します。

データコード語

その他

  • 最小モジュール幅に対して、高さは3倍以上必要とします。
  • シンボル全体の縦横比は、表示するキャラクタ数、印刷するスペースにあわせて自由に設定できます。

このページのまとめQ&A

Q. PDF417はどのように構成されていますか?

A. 各行がスタートパターン、指示子、データコード語、指示子、ストップパターンで構成されるスタック型シンボルです。

Q. クワイエットゾーンの要件は何ですか?

A. 上下左右に2モジュール以上の余白が必要で、これにより安定した読み取りが可能になります。

Q. 指示子(インジケータ)の役割は何ですか?

A. 行番号や桁数、列数、誤り訂正情報などを符号化し、各行の構造を正しく認識させます。

Q. PDF417の誤り訂正レベルとは何ですか?

A. 0~8の9段階で設定でき、レベルに応じて2〜512コード語が修復可能になります。

Q. データコード語の特徴は何ですか?

A. 17モジュール構成で、英数字2文字や数字3文字分を表し、最大30個まで配置できます。

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