ファイバセンサとファイバユニットの種類と特徴
ファイバユニットには非常に多くの種類があります。ヘッド先端部に投光素子・受光素子の検出回路がないことにより、サイズや形状の制限が少ないためです。以下はキーエンスのファイバユニットFUシリーズでの分類例です。
標準・簡単取付
ネジ取付
最も一般的なファイバセンサです。金具に取り付けて使用。
円柱(セットビス取付)
スペースのない場所に。穴を開けてセットビスで取り付けます。
金具一体
取付金具とセンサを一体化。面倒な組み立て作業は不要です。
小スポット・狭視界
小スポット反射
小物検出が得意。対象物のサイズに合わせて選定してください。
狭視界/ハイパワー
レンズを使用することで光の広がりを抑え光の回り込みを低減。
透明体検出
回帰反射
透明体の検出に有効。光がワークを往復2回通るので遮光量が多くなります。
限定反射
検出距離を限定しますので、背景の影響を受けません。
省スペース
フラット金具
スペースの少ない場所に直に取り付け。
スリーブ
スペースの問題を解消。ワークに近づけることができます。
耐環境
耐油/薬品
フッ素樹脂カバーで、油や薬品のかかる環境に対応。
耐屈曲
電線以上の高屈曲性。繰り返しの曲げに強いタイプです。
耐熱
耐熱350°Cの高温タイプまで幅広くラインナップ。
専用アプリ
エリア
ワークのばらつきや複雑形状ワークの有無検知に最適。
液面
液面を検知。パイプ取付タイプと接液タイプがあります。
真空
真空・高温環境で使えるセンサです。