カメラ内蔵レーザー変位センサの概要
一言にセンサといっても、多種多様であり、それぞれに得意・不得意があります。この章では、カメラ内蔵レーザ変位センサについて詳しく解説します。
カメラ内蔵レーザー変位センサとは
カメラ内蔵レーザー変位センサとは、カメラが対象物を画像で認識し、指定したポイントを追うことで、レーザーがそのポイントの高さや段差の測定を行うタイプの新しい原理のレーザーセンサになります。
画像で位置を補正
指定点の高さ・段差を測る
カメラ内蔵レーザー変位センサの原理
- A
- 高感度CMOSセンサ
- B
- 高輝度LED照明
- C
- 高輝度レーザ
- D
- 高精度MEMSミラー
ドライブスキャンシステムでは、1枚のCMOSに画像データと高さ情報を取得します。
カメラで対象物の写真を撮影し、輪郭を抽出して位置を補正。MEMSミラーによって照射角度を変更しながらレーザーで指定エリアをスキャンし、高さ情報を取得することができます。この2つのデータを結像して、処理を行います。