検査対象が断続的に流れてきて、カメラの前で一定時間停止して、次の対象が流れてくる場合について解説します。
例えば、1分間に何個の対象を検査できるか?については、画像センサの処理スピードから算出できます。
1分間の最大検査回数=60(秒)÷画像センサの処理時間(秒)
例)画像センサの処理速度が20msとすると、1分間に最大何回検査できるかについては60秒÷0.02秒=3000回/分と考えらます。(=50回/秒)
画像センサの処理速度は、画像センサ自体の能力や設定内容に依存しますので、実際の対象物で設定を作って確認します。
簡単な検査なら20msくらいから100msで処理できます。
逆に、検査スピードの希望値が予め分かっている場合は、以下の式より
画像センサに 求められる処理速度 |
(ms)=1(秒)÷希望検査回数(回/秒)×1000 |
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となります。