画像処理システム/画像センサは、検査内容により必要となる画素数が異なります。また、画素数や処理の内容・項目数によって処理速度・タクトタイムに関係します。ここでは、3つの選定ポイントから価格に関わる画素数の目安について説明します。
一般的に画像処理システム/画像センサは、カメラの画素数が増えると、価格も上昇します。
カメラの画素数を選定する際、視野・精度・処理速度という3つのポイントを確認する必要があります。各ポイントの代表的な例を以下に示します。
一般的に画素数が増えるほど、より小さなものを検出できますが、導入コストは高くなります。また、同一ワークの検査においても、広視野が求められる場合、高画素カメラが必要になります。
※ 下記はあくまでも目安です。検査対象によって撮像条件は異なります。
詳細は、こちらよりお問い合わせください
狭い ← 【視野】 → 広い
高精度な検査を実施したい場合、高画素カメラを選定する必要があります。カメラは、画素数以外にも検査内容や検査条件に応じて白黒またはカラー、小型または標準サイズなど最適なものを選択可能です。
※ 下記はあくまでも目安です。詳細は、こちらよりお問い合わせください
低い ← 【精度】 → 高い
カメラの画素数が多いほど、分解能は高くなりますが、処理時間が長くなります。また、処理の内容・項目数なども画像処理時間に大きく影響します。そのため、目的の検査条件での処理速度が、検査ラインのタクトタイムに対応するかどうかの確認は重要です。
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短い ← 【処理時間】 → 長い