XMシリーズ お客様導入事例

deineMaschine GmbH(ドイツ)

試験前後の形状変化を、現場でそのまま測定。
XM-5000が試験プロセスに欠かせない存在になりました。

課題

試験前後で部品形状がどう変化したか——その答えが出せなかった。

XM-5000導入以前は、手動測定工具・外部測定サービス・旧世代のXMシリーズを組み合わせていました。試験スタンドで行う負荷試験(30,000rpm以上の高速回転・高熱・高圧・振動)の前後で、部品がどのように変形したかを定量的に把握することが困難でした。

測定のたびに部品を移動させる必要があり、再クランプや輸送に時間がかかっていました。また、専門的な測定資格がなければ対応できない場面も多く、限られたスタッフに業務が集中していました。

成果

試験スタンドで直接測定。負荷試験直後にその場でデータが取れるようになりました。

XM-5000にアップグレードすることで、試験の進行を止めずに測定プロセスを組み込めるようになりました。試験サイクル直後に、試験スタンドの横で即座に測定を実施。部品の移動や再クランプの手間はなくなりました。

測定技術の専門教育を受けていないスタッフでも、直感的な操作で信頼性の高い3D測定が行えます。

測定→試験→比較→分析。4ステップで品質の根拠を可視化

試験前:初期状態の基準値を取得

インペラーなどの部品を試験前に測定し、円筒度・同軸度・真円度・平面度・対称度・基準点を記録します。

試験中:実使用を模した極限条件で負荷をかける

30,000rpm超の回転、高温、高圧、振動——実際の使用条件を再現した負荷を部品に与えます。

試験後:変形量を数値とカラーマップで把握

試験サイクル後に2回目の測定を実施。XM-5000がわずかな変形・位置ずれ・対称性の崩れを検出し、許容差と照合したカラーマップとして即座に表示します。

分析:材料・工程の改善に直結するデータへ

測定データは品質評価と設計開発に直接フィードバック。特に航空宇宙・エネルギー分野では、材料選定や工程判断の根拠として不可欠なデータとなっています。

「大切なのは、専門知識やトレーニングがなくても、測定がちゃんとできること。それが実現しました。(Benedikt Fröhlich 営業部長)」

XM-5000導入がもたらした現場の変化

・測定室への移動が不要になり、試験スタンドそばでその場で測定できるようになりました
・CADデータとのリアルタイム比較により、偏差を即座に把握して現場で対処できます
・測定結果は自動保存・自動レポート化。トレーサビリティの確保が容易になりました
・周囲温度が変化する過酷な試験環境でも、安定した測定精度を発揮します
・設計部門・試験エンジニア・顧客が同じデータベースを共有できるようになりました

「XM-5000があれば、試験直後にその場で部品を測定できます。時間を節約でき、必要なデータを必要な場所で確実に取得できています。(Benedikt Fröhlich 営業部長)」

deineMaschine GmbHは、2014年に創業したドイツの試験スタンド専門メーカーです。航空宇宙・エネルギー・自動車分野のお客様に向け、実使用条件下での部品試験に特化した高度なテストシステムを開発・提供しています。極限温度・高圧・高回転数環境での試験を得意とし、顧客仕様に合わせた個別設計を強みとしています。

  • この事例に記述した数字・内容は事例取材当時に発表されていた事実に基づきます。