IMシリーズ お客様導入事例

允利実業有限公司(台湾)

製品の品質を証明し、顧客の信頼を勝ち取る。
IMシリーズは、お金では買えない「信頼感」をもたらしてくれました。

課題

人による測定ばらつきが最大の問題だった。

IMシリーズ導入前は、2.5D画像測定器または電子ノギスで測定を行っていました。測定者によって手の力の入れ方・光の当て方・線の捉え方が異なり、測定品質にばらつきが生じていました。

「お客様にとって、精度が不十分であれば、品質管理があってもなくても結果は同じ——製品は信頼できない」という言葉が、IMシリーズへの投資を決断させました。

成果

「IMの測定レポート」でそのまま品質保証書として機能。顧客への信頼が劇的に向上しました。

「IMの測定は、速くて・確実で・迷いがない。自分の測定に誤差があるかどうかを疑わなくて済むようになりました。(測定担当チーム)」

「源流から正しくやるべきでは」——顧客の前での実体験が導入を後押しした。

謝必浩 総経理に、IMシリーズ導入の経緯と効果を詳しく伺いました。

IMシリーズを検討し始めたのは、あるお客様との出来事がきっかけでした。公差±0.01〜-0.02mmの精度を要求される製品を納品した際、お客様の品質管理担当者が「ベンダーのレポートをそのまま信じていいのか」と強い疑念を示しました。

当社のエンジニアが「允利はキーエンスの機器で測定しています」と伝えると、品質担当者は第三者機関での検証を実施。結果は当社の測定値と完全に一致しており、その後は測定結果を一切疑われなくなりました。

「私でも、お客様の誤りでも、最終的に修正するのは私です。それなら最初から源流でしっかり品質を確保すべき——その考えがIMシリーズ導入の原点です。(謝必浩 総経理)」

現在の活用状況——8名が日常的に使いこなしています。

現在、社内の約8名がIMシリーズを使いこなしています。デザイン性の高い筐体、速くて正確な測定スピード、直感的な操作インターフェースが使い手に好評です。

主な活用場面は次の通りです。

・一般測定:社内の約7割の製品に使用。1回の測定で最大300箇所を自動測定し、従来手法の少なくとも半分以下の時間で完了します
・輪郭取得:お客様から製品図面が提供されない場合も、IMで輪郭を取得して2D図面を出力できます
・品質保証書の代替:IM測定レポートを提出すれば、品質保証書と同等の信頼性を得られます

加工機は売上を生む。IMが生むのは「信頼感」——それは値段をつけられないもの。

「IMを使いはじめてから3年で、キーエンスのさまざまな機器を5台追加しました。加工機は原料と人件費を投入すればお金に変わります。でも、IMで得られるのは「見えない価値」——つまり、お金でも必ずしも買えない信頼感です。(謝必浩 総経理)」

お客様の課題を先に解決する。そこに長期的なビジネスチャンスが生まれる。

「要件を満たすことだけでなく、お客様が依存してくれる存在になることが目標です。お客様の課題を先に解決すれば、自然とたくさんの機会が生まれます。(謝必浩 総経理)」

允利実業有限公司さまは、2014年に台湾・桃園で創業した治工具専門メーカーです。ICデザイン・封止テスト企業、大手消費家電テスト工場・モジュール工場・システム工場向けに、カスタム治工具の設計・製造・測定・出荷を一貫して手がけています。

設立:2014年 / 主要顧客:ICデザイン・封止テスト企業、大手消費家電テスト工場ほか
年間売上:約5,000万台湾元 / 特長:全出荷製品をキーエンス機器で測定して品質確保

  • この事例に記述した数字・内容は事例取材当時に発表されていた事実に基づきます。