置いてボタンを押すだけのシンプルな操作で、最大300項目の寸法を数秒で自動測定。位置決めや基準設定の手間が一切不要です。システムが自動で測定箇所を認識し、一貫した再現性のある測定を実現します。
以前の検査システムは遅くて複雑。機械オペレーターには使いこなせなかった。
導入前は別の画像検査システムを使用していましたが、操作が煩雑でプログラミングに時間がかかるうえ、動作も遅く、現場への普及が進みませんでした。
品質・安全・環境管理マネージャーのNathan McCully氏はこう語ります。
「単純な部品の検査を速くしたい、そしてショップフロアでも検査ができる環境を作りたいと考えていました。以前のシステムは使いにくく、プログラムが複雑で、スピードも出なかったのです。(Nathan McCully 品質・安全・環境管理マネージャー)」
シム・ワッシャーなど50〜100個の部品を、ボタン1つで一括測定。
IM-8000で最も効果が大きかったのは、シム・ワッシャーなどのプレス加工品への対応でした。「このような部品は通常50〜100個をサンプル検査します。以前は1個ずつ測定して数値を記録していましたが、KEYENCE IM-8000では全部品を一度に並べてボタンを押すだけ。数秒で完了します。(Nathan McCully)」
最大300箇所を数秒で測定
検査が全員の仕事に。フレキシブルな人員配置が可能に
わかりやすいインターフェースのおかげで、すべての機械オペレーターが基本操作を習得。より複雑な部品を担当する一部オペレーターはプログラム作成まで行えるようになりました。
「工場の機械オペレーター全員が、基本操作を身につけています。(Nathan McCully)」
SPC(統計的工程管理)への活用
IM-8000のデータ蓄積機能を活用し、寸法のばらつきを素早く特定してSPCへフィードバック。品質管理の精度が高まっています。
ステージサイズを超えた部品にも対応
ステージの大きさを超えるサイズの部品は、複数のプログラムを結合して対応可能。サイズ制約を乗り越えた柔軟な測定が実現しました。
「品質への投資」として顧客の信頼を得る道具に。
「IM-8000は、品質に投資していることをお客様に示す存在です。検査スピードが上がることで、品質を落とさずに生産量を増やすことができます。(Nathan McCully)」
Ford Aerospace Limitedさまは、多業界向けのプレス加工品および精密機械加工部品を手がける英国のグローバルメーカーです。現在は米国SPIROL傘下として操業し、1910年の創業以来の技術力を継承しながら、高品質部品を適正価格・適切な納期で提供することを使命としています。従業員77名の精鋭体制で、品質への妥協なき取り組みを続けています。
- この事例に記述した数字・内容は事例取材当時に発表されていた事実に基づきます。