突出公差域とは

形体の突出部に対して適用する公差です。幾何公差が適用される領域について、多くの場合が図面に指示された形体の範囲に限られるのに対し、突出公差域での指示は、指示された形体の相手部品の仮想領域を指示することができます。

突出公差域の明記

組み合わせる相手部品の範囲に対して適用する突出公差域(Projected tolerance area)は、公差記入枠で突出の長さを表す数値に続けてを記入します。

突出公差域の明記

突出公差域の指定例

下図は、「仮想空間にあるΦ18の軸心は、データムAに直角で、かつデータムBから30の位置にあるΦ18の突出し長さ20mm全高においてその軸心はΦ0.1の円筒に入っていなければならない」という指示です。突出部は細い二点鎖線で表します。
この指示により、許容差内なら、部品を確実に組み付けることが可能になります。

突出公差域の指定例

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