変位センサ
キーエンス製D-bus対応変位センサ/IO-Link対応変位センサのラインナップや対応ネットワーク、接続事例についてご紹介します。
D-bus対応変位センサ ラインナップ
D-bus対応変位センサ
通信ユニット DLシリーズ
IO-Link対応変位センサ ラインナップ
IO-Link対応変位センサ
ネットワーク通信モジュール NQシリーズ
接続のイメージ
D-bus対応変位センサは、ネットワーク通信ユニットDLシリーズを使用して接続します。
- 1台の通信ユニットに、複数台のD-bus対応変位センサを接続できます。
- 異なるシリーズを混在して接続できます。
- D-bus対応の流量センサFD-S/FD-MHシリーズ、静電気測定器SK-1000とは混在して接続できません。

ネットワークのイメージ

- PLC、パソコンに各ネットワーク対応のユニット、もしくはボードが必要です。
- RS-232C(DL-RS1A)で接続する場合、1:1接続になります。
対応ネットワーク
シリーズ | フィールドネットワーク | その他通信機能 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
EtherNet /IP™ |
Device Net™ |
CC-Link | IO-Link | Ether CAT® |
Ethernet TCP/IP |
RS-232C RS-422A /485 |
|
カメラ内蔵 レーザ変位センサ IX シリーズ |
フィールドネットワーク
○
(DL-EP1) |
○ (DL-DN1) |
○ (DL-CL1) |
- |
○ (DL-EC1A) |
その他通信機能
-
|
○ RS-232C (DL-RS1A) |
レーザ式 判別変位センサ ILシリーズ |
フィールドネットワーク
○
(DL-EP1) |
○ (DL-DN1) |
○ (DL-CL1) |
- |
○ (DL-EC1A) |
その他通信機能
-
|
○ RS-232C (DL-RS1A) |
レーザ式 判別変位センサ IGシリーズ |
フィールドネットワーク
○
(DL-EP1) |
○ (DL-DN1) |
○ (DL-CL1) |
- |
○ (DL-EC1A) |
その他通信機能
-
|
○ RS-232C (DL-RS1A) |
レーザ式 判別変位センサ IBシリーズ |
フィールドネットワーク
○
(DL-EP1) |
○ (DL-DN1) |
○ (DL-CL1) |
- |
○ (DL-EC1A) |
その他通信機能
-
|
○ RS-232C (DL-RS1A) |
接触式 判別変位センサ GT2シリーズ |
フィールドネットワーク
○
(DL-EP1) |
○ (DL-DN1) |
○ (DL-CL1) |
- |
○ (DL-EC1A) |
その他通信機能
-
|
○ RS-232C (DL-RS1A) |
接触式 判別変位センサ GTシリーズ |
フィールドネットワーク
○
(DL-EP1) |
○ (DL-DN1) |
○ (DL-CL1) |
- |
○ (DL-EC1A) |
その他通信機能
-
|
○ RS-232C (DL-RS1A) |
面光電センサ AIシリーズ |
フィールドネットワーク
-
|
- |
- |
〇 (NQシリーズ) |
- |
その他通信機能
-
|
- |
代表的な接続事例
通信ユニットDLシリーズを使用することで、D-bus対応変位センサのさまざまな情報を集約・管理できます。これにより、状態監視・予知保全・段取り替え・生産管理などの情報システムを構築できます。
変位センサをネットワークに接続した、接続事例をご紹介します。
"設定変更"、"品種登録"、"段取り替え"。
従来は品種やワークの高さなどが変更になるたびに、センサごとに調整する必要がありました。ネットワークで接続すれば、タッチパネルからのボタン操作で、品種ごとのパラメータを一括転送できます。新しい品種のパラメータも、センサの設定をPLCに取り込んで追加できます。
