浮き子式流量計のトラブルと対策
テーパ管の中にフロートを浮かせた「浮き子式流量計」で発生しやすいトラブルとその対策方法は以下となります。詳しい原理や使用方法は浮き子式流量計を確認ください。
固形物を含んだ流体
熱衝撃
テーパ管や外筒直管がガラス製の場合、通常は熱衝撃の許容温度差が定められています。熱衝撃に懸念がある場合は、間接支持で外筒が金属製のものを選択することで対策できます。
解決事例:高温液体・高圧に対応(FD-Rシリーズ)
油から高温流体・薬品まで、さまざまな液体を検出。接液しないため液体による腐食や劣化の心配もなく、高圧流体でも検出できます。また、従来の超音波式では難しかった気泡の混ざった液体にも強い新設計です。
脈動や振動
脈動が発生するとフロートが振動してしまい誤差が生じます。対処法としては、エアチャンバやアキュームレータを設けて脈動を抑えることが有効です。詳しくは、トラブルの要因と対策をご覧ください。