浮き子式流量計のトラブルと対策

テーパ管の中にフロートを浮かせた「浮き子式流量計」で発生しやすいトラブルとその対策方法は以下となります。詳しい原理や使用方法は浮き子式流量計を確認ください。

固形物を含んだ流体

浮き子式流量計は、スラリーなど固形物を含んだ流体、高粘度流体には適しません。スラリーや高粘度に対応した製品もありますが、20mPa・s程度の粘度が限度と思われます。それ以上の粘度の場合は、電磁式や超音波式などの流量計を選択することになります。同様に付着性流体にも弱い傾向にあり、耐付着性能にも限界があります。詳しくは選定の流れを確認してください。

解決事例:高粘度流体の吐出量確認(FD-Xシリーズ)

液体が高粘度なため、接液するタイプの流量センサでは目詰まりに繋がるリスクがありますが、配管の外から検出できるFD-Xシリーズなら目詰まりすることなく安心して使用できます。

解決事例:高粘度流体の吐出量確認(FD-Xシリーズ)

熱衝撃

テーパ管や外筒直管がガラス製の場合、通常は熱衝撃の許容温度差が定められています。熱衝撃に懸念がある場合は、関節指示で外筒が金属製のものを選択することで対策できます。

解決事例:高温液体・高圧に対応(FD-Rシリーズ)

油から高温流体・薬品まで、さまざまな液体を検出。接液しないため液体による腐食や劣化の心配もなく、高圧流体でも検出できます。また、従来の超音波式では難しかった気泡の混ざった液体にも強い新設計です。

解決事例:高温液体・高圧に対応(FD-Rシリーズ)
対応液体
水
純水
純水
油
薬品
薬品
高温流体
高温流体
対応温度
-20°C~ +120°C、高圧流体にも対応

脈動や振動

脈動が発生するとフロートが振動してしまい誤差が生じます。対処法としては、エアチャンバやアキュームレータを設けて脈動を抑えることが有効です。詳しくは、トラブルの要因と対策をご覧ください。

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