電流値をセンサの実測値に変換する方法

4-20mA出力を持つセンサの種類は、変位センサや圧力センサ、流量センサなどさまざまです。ここでは、4-20mAの出力を持つセンサからの電流値による計測結果をわかりやすくする方法について、説明します。

計測値のスケーリング

計測された電流値をセンサの実測値に変換して、単位をつけることで計測結果が確認しやすくなります。実測値への変換は計測器のスケーリング機能を使用します。スケーリング機能の設定は任意の2点を用いた2点補正で行います。

スケーリングの設定

加速度と速度、変位の関係

4mAを0、20mAを100にスケーリングします。
単位は「mm」に変換します。
シャント抵抗で電流→電圧変換しているときは、電圧値を実測値にスケーリングします。

スケーリングの結果

加速度と速度、変位の関係

このページのまとめQ&A

Q. 電流値を実測値に変換する目的は何ですか?

A. 計測した4-20mAを実測値へ換算し単位を付けることで、結果を直感的に確認しやすくするためです。

Q. 実測値への変換はどう行いますか?

A. 計測器のスケーリング機能を使い、任意の2点を設定する2点補正で電流値を実測値へ換算します。

Q. スケーリング設定の具体例はありますか?

A. 例として4mAを0、20mAを100に対応付け、単位を「mm」などに変換して表示します。

Q. シャント抵抗で電圧に変換している場合は?

A. 電流を電圧へ変換しているときは、電圧値を実測値にスケーリングして見やすい値にします。

Q. どんなセンサでこの方法が使えますか?

A. 4-20mA出力の変位センサ、圧力センサ、流量センサなど幅広いセンサの計測結果に適用できます。

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