株式会社IDEA

株式会社IDEA 経営企画部 部長 古久根 洋行 氏、同部 システム課 村木 克麿 氏、第一事業本部 経営企画管理課 宮城 尚弥氏に、KIを導入した経緯とその効果について詳しく聞きました。

「KIは、社内のデータベース技術者とクリニックの現場をつなげる『共通言語』です」

株式会社IDEAについて

株式会社IDEAは美容クリニックなど自由診療クリニックの経営課題解決をワンストップで支援するコンサルティング会社です。支援クリニック数は全国で100院を超えています。

創業 2006年
年商 225億円
従業員数 1100名(連結)

※この事例に記述した数字・事実はすべて、事例取材当時に発表されていた事実に基づきます。数字の一部は概数で記述しています。

活用状況・課題・効果

活用状況

  • 各事業部の売上分析、マーケティングのダッシュボード、CRM上のKPI確認において、KIを活用

導入前の課題

  • 現場からのデータ分析に関する細かい要望に対応し、「データの民主化」を実現する必要があった
  • ブランドごとにデータセットの構成、定義が異なっていた

KI導入後の変化、今後の展望

  • データの集計、分析が大幅に高速化し、従来比9割減の時短に繋がった
  • 「それ、KIでわかる。そのデータ、出せるから」という会話が現場から出るように

売上分析、ダッシュボード、KPI確認にKIを活用

IDEAでは、KIをどのように活用していますか?

KIは、各事業ブランドの売り上げの分析、マーケティングのダッシュボード、CRM上のKPI確認などで活用しています。

たとえば、AGAスキンクリニックのデータ管理では、同月の各種KPIをダッシュボード上に表示しており、エリアマネージャーはそれを見れば瞬時に、各院の最新の経営指標を確認することができます。

ダッシュボードのデータは毎日9時に更新しており、朝、出社すれば最新の状態がわかります。要因ツリーやマトリックスも個々の分析で活用しています。

KIならノーコードでデータ分析が可能

KI導入前の課題、導入の経緯について教えてください。

従来は現場部門から分析依頼があった際は、社内のデータベース技術者が条件定義し、SQLやマクロを組むなどし、最終的にExcelでデータ提供していました。ただそうした手法では、現場から「ここを深く分析したい、さらにこのデータを足したい」といった細かい要望が出たとき、十分に応えることができませんでした。この課題を解決するべく「データの民主化」という考えのもと、KIを導入しました。

導入に際し、まず各部門の現場の主要人物へ提案し、その後、役員や本部長などに紹介し、そこから将来、実際にKIを使うであろうスタッフに案内し、さらに全員が参加する説明会、体験会を開く、そのようにKIを社内に伝えていきました。

KIはその場で素早く分析ができ、操作も簡単で、データの出し戻しも少ない、これを使えば更新、集計が自分で簡単にできるようになるとも伝えました。すると「更新が早いだけでも、大きな改善です」という反応もありました。実際、そこが現場の具体的な悩みだったようなので。

KIは、ノーコードでデータ加工できるのも、大きな魅力の一つでした。ノーコードを謳いながら、実際は使いこなしがむずかしいツールが多い中、KIは本当に簡単でした。操作の簡単さ、高い分析能力、データ処理能力、すべて一気通貫で提供されているのがKIでした。

KIの導入に先立ち、ブランドごとにデータセットの構成が異なっている、という課題を解決する必要がありました。具体的にはブランドごとに「契約」「リピート率」「売上(の計上時期)」など用語の定義が異なっているという課題です。

また現場の実態に即したデータ分析をするには、細かい調整が必要になります。たとえばクリニック業態では、月末が土日で終わるのか、金曜日など平日で終わるのかで、月間の売り上げにおいて有意に差が生じます。その差異をふまえた的確なKPI管理が必要でした。

導入時には、まずブランドごとに担当を定め、その上でキーエンスに正しく情報を伝え、それをふまえたデータセットを用意し、さらに各担当者にデータサイエンティストが伴走していくような形で導入を推進しました。

最近はひとつのブランドでのリピートより、むしろ、一度顧客化したあと、どの程度、他のブランドに回遊していただけているか、あるいはグループ内で共通のポイント制度をハブとして、ブランド間でどの程度、相互送客できているかなどを、KPIとして重視しています。こうしたブランドにまたがる分析をすすめていく意味でも、データセットの整備、連携が重要でした。

データの集計、分析が大幅に高速化

KI導入後に、どのような変化がありましたか?

まずデータ分析が大幅に迅速化されました。従来は四半期ごとの目標、売り上げの着地予想など、多いブランドであれば数十拠点分を洗い出し、さらにこのパターン、次に別のパターンと分析を重ねていくとき、長い時で1か月以上を要していました。しかし現在はKIでさくさく処理できる。最初は半信半疑でしたが、本当にはやい。

たとえばAGAスキンでは、従来Excelで各院の数値状況を管理し、マクロなどを使って集計し、それを事業部長など上層部に提示していましたが、人手が入るため、入力漏れ、日付がない場合に集計が上手くいかないなどの不整合が生じていました。しかし現在はKIを活用し、各院、各地区のKPIを的確、正確に管理できるようになったのは非常に大きな進歩です。

いまコールセンターやCRMの現場で何らかの企画、施策に取り組もうとするときでも、「アイディアはあるがどうなんだろう」という問いに、「あ、それはKIでわかる。そのデータ、出せるから」といった非常にポジティブな会話が、各所で生じています。

これはKIを通じて、データの抽出分析が簡単になったからです。従来比で、要する時間は9割減となっています。

KIは社内の「共通言語」

KIへの評価、今後の展望をお聞かせください。

データサイエンティストのサポートが非常によい。常にはっきりした回答があり、できない場合でも代替案があり、目的を実現しようという、前向きな姿勢が常に感じられます。

今後はリファラルの部分を仕組み化していきたいですね。紹介の経路、進捗や成果を数値化、可視化する。さらに KI 導⼊事例 紹介元と被紹介者の関係性、属性の把握、ブランド内部で の紹介なのか否か、リードタイムはどの程度か、などを数値 で把握していきます。

KIはデータベースにたまったデータの利活用に課題感があるような企業は、まず導入した方がよいでしょう。KIは本当にノーコードで分析でき、すべてが現場で完結します。知識やツールにまつわる勉強など、不要です。KIを導入した方が、話が早いですね。

KIは私たちにとって、社内のデータベース管理者と、クリニックの現場をつなげる「共通言語」といえます。私たち技術者の視点からはそう見えますね。IDEAの「データの民主化」はKIの導入を通じ、一気に加速し、定着しました。今は欠かせないデータ基盤です。キーエンスには引き続きより良い技術、製品、提案、サポートなどを期待します。今後ともよろしくお願いします。

株式会社IDEA

「KIは、社内のデータベース技術者とクリニックの現場をつなげる『共通言語』です」

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