• 文字サイズ
  • 標準
  • 大きく

【材質別に選ぶ】金属

紙、ガラス、樹脂、ステンレス、超硬、セラミック、銅、金メッキ…。テーマごとの最適なレーザ波長の特性をご紹介。

アルミ

濃灰色で視認性の良い刻印

選定機種

3-Axis ハイブリッド レーザマーカ MD-X1000/1500シリーズ

仕上がり

  • ・アルミの表面に濃い灰色の印字。
  • ・強いパワーで印字することで、発色させます。

テクニック

  • ・アルミは反射率が鉄やステンレスよりも高いため、ピークパワーの高いレーザマーカを選択します。
  • ・ビームスポット径が小さくエネルギー密度の高いジャストフォーカス位置で強く印字します。
印字例

白色発色印字

選定機種

3-Axis ハイブリッド レーザマーカ MD-X1000/1500シリーズ

仕上がり

  • ・アルミ表面を軽く削ることで白色に仕上がります。

テクニック

  • ・パワーは高めでスキャンスピードを速めのスキャンスピードに設定します。アルミでの白色印字は、広い条件域で安定して行なうことができます。
  • ・印字したい文字線幅が太い場合は、YAGレーザマーカ、細い場合は、YVO4レーザマーカが一般的です。
印字例

ステンレス/鉄

黒色発色印字

選定機種

3-Axis ハイブリッド レーザマーカ
MD-X1000/1500シリーズ

仕上がり

  • ・熱処理により表面酸化させた鮮明な黒色印字が可能。
  • ・掘り込み・盛り上がりともに1μm以下で印字が可能なため、精密金属部品へもダメージ無く印字。

注意点

  • ・CO2レーザマーカでは反射率が高いため印字が不可。
  • ・デフォーカスをすることでエネルギー密度を下げ、掘り込まず黒色印字が可能。
  • ・高出力なファイバレーザを使用することで、より高速な印字が可能。

3次元レーザを使用するメリット

  • ・デフォーカス印字をする際も、焦点可変により高さ方向の調整が不要。
  • ・工具などのR面へも歪み無く鮮明印字が可能。
仕上がり マイクロメータへの目盛り(黒色) ベアリングへ型式(黒色)

深堀印字

選定機種

3-Axis ファイバレーザマーカ MD-F3100/5100シリーズ

仕上がり

  • ・発色させず、刻印のように彫り込み印字。
  • ・重ね書きをすることで、より深い彫り込みが可能。

注意点

  • ・ゆっくりと印字するよりも、速いスピードで複数回重ね書きする方が綺麗に深く彫り込めるケースがある。
  • ・周波数は低めに設定し、高いパルスエネルギーで印字することで彫り込みしやすくなる。

3次元レーザを使用するメリット

  • ・大型の銘板などへも均一の深さで一度に印字が可能。
  • ・小型精密部品のR面へも歪み無く鮮明印字が可能。
3-Axis ファイバレーザマーカ MD-F3000シリーズ 彫り込み印字

超硬

選定機種

3-Axis ハイブリッド レーザマーカ
MD-X1000/1500シリーズ
3-Axis ファイバ レーザマーカ
MD-F3100/5100シリーズ

仕上がり

  • ・鉄・ステンレスと同様に黒色印字が可能。

注意点

  • ・超硬工具などはクラックを特に嫌うため、Qスイッチ周波数の微調整がポイント。
  • ・超硬の種類によっては黒色に印字されず、表面を磨くような白色印字になるものもある。
  • ・タクト重視ならファイバ、品質(ダメージレス)重視ならYVO4レーザが最適。

3次元レーザを使用するメリット

  • ・エリア内で均一スポットなので、反射率の高いワークでもかすれが発生しない。
  • ・ピークパワーが高いので、銅への印字が鮮明に可能。
3-Axis ハイブリッド レーザマーカ MD-X1000/1500シリーズ 3-Axis ファイバ レーザマーカ MD-F3100/5100シリーズ 超硬工具へ黒色印字

選定機種

3-Axis ハイブリッド レーザマーカ
MD-X1000/1500シリーズ
テレセントリック レーザマーカ MD-T1000

仕上がり

  • ・薄く表面を削る印字。
  • ・若干白っぽくなる。

注意点

  • ・CO2レーザマーカでほとんど反射してしまうため印字が不可。
  • ・反射率が高いため、ピークパワーの高いレーザマーカを選定する。
  • ・黒く、炭化させる印字ならば、基本波長でも可能だが、吸収率が低いため、時間がかかる。

3次元レーザを使用するメリット

  • ・ドリルなどの曲面へも歪み無く鮮明に印字が可能。
  • ・オフラインで使用する際にも焦点可変できるため、調整不要で多品種に対応。
テレセントリック レーザマーカ MD-T1000・3-Axis ハイブリッド レーザマーカ MD-X1000/1500シリーズ リードフレーム(銅)への2次元コード印字

金メッキ

選定機種

3-Axis ハイブリッド レーザマーカ
MD-X1000/1500シリーズ
3-Axis YVO4SHGレーザマーカ MD-S9900Aシリーズ

仕上がり

  • ・表面を白く削るような仕上がり感。

注意点

  • ・表面を白く削るような仕上がり感。
    Qスイッチ周波数も特定の周波数を設定する必要がある。
  • ・メッキ層が厚くなるほど印字しにくく、印字タクトがかかる傾向にあり。
  • ・SHGレーザのほうが吸収率も高く、余分な熱もかけないため、仕上がり品質は良い。

3次元レーザを使用するメリット

  • ・小径の曲面へも鮮明に歪みなく印字が可能。
  • ・高ピークパワーのため、反射率の高いものへも余裕の印字。
リードフレーム(銅)への2次元コード印字 金メッキパッケージへの印字 金メッキ版へ刻印(掘り込み量5μm以内

レーザについて学ぶ

「そもそもレーザってなに?」「どんな原理?」といった基礎知識から、発振器の仕組みなどのマニアックな内容までわかりやすく解説した技術読本です。

ダウンロードはこちら

ダウンロードはこちら