周辺機器を活用したトレーサビリティ

周辺機器を活用したトレーサビリティの事例について紹介します。

ネットワーク化によるトレーサビリティアプリケーション

印字の後工程に各種検査工程がある場合でも、各機器を1つのネットワークに接続し、トレーサビリティシステムの構築が可能です。

ネットワーク化によるトレーサビリティアプリケーション

ポイント① 各設備がLANケーブル1本で簡単リンク

各設備がLANケーブル1本で簡単リンク

製造工程の各設備がEthernetでつながることで、通信速度の高速化、省配線化も実現します。さらにKV-7000シリーズ(PLC)を使用すると接続する機器との通信プログラムは一切不要で、機器を選ぶだけの簡単設定で通信を確立します。

ポイント② 設備状態・工程進捗の見える化

生産ラインに流れている製品の各検査結果をタッチパネル上にリアルタイムで一括表示させることができます。また、現場ではなく事務所のPCにて一括監視したい場合は、Soft-VT(ソフトウェアHMI)を使用することで、設備・工程をリアルタイムにPCでモニタできます。

ポイント③ トレーサビリティシステムの構築

各工程における検査結果情報をPLC側でCSVファイルに収集し、上位PCに任意のタイミングで自動アップロードできます。シリアルNoごとの製品の製造情報を蓄積していくことでトレーサビリティシステムが簡単に構築できます。

"見える化"による業務効率化

設備状態を"見える化"

タッチパネルに各機器の状態表示
タッチパネルに各機器の状態表示

生産ラインで使用している各設備のエラー状態を見える化できます。従来は、何かトラブルが発生した場合、どの設備のどの部分が故障しているかという原因の特定に多くの時間を割いていました。タッチパネル上にすべての使用設備の状態を表示し、トラブルが発生した場合はエラー内容まで把握することが可能です。これによりトラブルの原因究明およびラインの即時復旧が可能となります。

検査結果を"見える化"

製品の検査結果表示
製品の検査結果表示

生産ラインで流れている製品1つ1つの検査結果をリアルタイムに表示させることが可能です。コードの読み取り内容、製品の厚み、色など各検査工程の結果を横並びで一覧で表示させることができます。さらに、ロギング機能もついているため、この製品データを上位PCへアップロードすることでトレーサビリティの構築も可能です。

プログラム構築の事前作業も"見える化"

センサI/Oモニタ機能
ワークスペースから右クリックで選ぶだけで、コメント付きでセンサの現在値やON/OFF状態をモニタできます。
センサI/Oモニタ機能
リアルタイムチャートモニタ
センサI/Oモニタから右クリックで選ぶだけで、波形でモニタ可能。光量のばらつきやON/OFF状態を時系列で監視できます。
リアルタイムチャートモニタ

このページのまとめQ&A

Q. 周辺機器を用いたトレーサビリティの特徴は何ですか?
A. 各設備をネットワークで連携させ、印字から検査まで一元管理できる柔軟なトレーサビリティ環境を構築できます。
Q. LAN 接続の利点は何ですか?
A. 各設備をEthernet で簡単に接続でき、通信高速化・省配線・機器設定の簡略化が実現します。
Q. 設備状態の“見える化”とは何ですか?
A. 各装置のエラーや動作状態をタッチパネルで一括表示し、トラブル原因の迅速な把握と復旧を可能にします。
Q. 検査結果の“見える化”はどんな効果がありますか?
A. 製品ごとの検査内容をリアルタイム表示し、ログ保存によりトレーサビリティ管理も容易に行えます。
Q. センサI/O モニタのメリットは何ですか?
A. 現在値やON/OFFを即確認でき、波形監視により事前のプログラム調整や不良原因分析が効率化します。

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