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記録計

「めくる・書く・比べる」直感的なタッチパネル操作を実現した記録計。5型・10型それぞれにパネルまたはポータブルタイプをラインナップ。プリンタを搭載しタッチパネルとチャート紙の両方が使える新発想のハイブリッドタイプも用意し、計測・記録のニーズに応えます。

記録計

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生産終了品

  • 「めくる」「書く」「比べる」。タッチ型ペーパーレスレコーダTR-Wシリーズは、タッチスクリーンでの直感的な操作を実現した記録計です。チャート式のように簡単で、より使いやすいペーパーレス記録計のあるべき姿を追求しました。任意の波形をしきい値として登録し、PLCを使用せずプロファイルに応じた自由な判定が可能です。もちろん、シリアル/Ethernet通信を採用しPLCとの高い親和性を持ちます。データの読み書きに加え、記録計へのコメント書き込みなど運用に合ったシステムを簡単に構築することができます。10型と5型それぞれポータブルタイプとパネルタイプをラインナップしています。

    紙と同様の使い勝手のタッチスクリーンを搭載で、誰でも使える操作感を実現!

    画面にタッチしてスライドするだけで、過去の波形を見る事ができ、まるでチャート紙をめくるような感覚で、直感的に操作が可能です。操作に迷うようなボタン操作は一切不要。画面内の最大値・最小値が瞬時に分かるなど、デジタルならではの良さも兼ね揃えています。

    詳しくは、カタログ(PDF)をダウンロードしてご覧ください。
    めくる 書く 比べる

    簡単・確実にデータを残せる信頼性の高い保存機能を搭載

    700MBの大容量メモリ搭載し、多チャンネルの長時間収集を強力にサポートします。メモリが一杯になった後は、古いデータから上書きするループ保存をおこない、最新のデータファイルを保存します。

    詳しくは、カタログ(PDF)をダウンロードしてご覧ください。
    本体内部 最新データフラッシュメモリのループ保存
    下から順に最古データ、最新データ

    ※上記は取り込みモードがノーマルの場合です。エンベロープの場合は約半分となります。
    ※保存周期はそれぞれ設定可能な最大値での場合です。
    ※CSV形式同時保存はOFFしている場合です。

    収集可能期間 入力ch数 8chの場合でサンプリング周期が100msで24.0日、1sで227日、10sで約6年7ヶ月、60sで約33年10ヶ月 入力ch数 16chの場合でサンプリング周期が100msで11.1日、1sで119日、10sで約3年1ヶ月、60sで約18年7ヶ月 入力ch数 24chの場合でサンプリング周期が100msで7.7日、1sで81日、10sで約2年1ヶ月、60sで約12年9か月 入力ch数 48chの場合でサンプリング周期が100msで4.0日、1sで39日、10sで約1年1ヶ月、60sで約6年7か月 入力ch数 80chの場合でサンプリング周期が100msで2.2日、1sで24日、10sで227日、60sで約3年7か月
    TR-W シリーズ - タッチ型ぺーパレスレコーダ
  • TR-Hシリーズは、世界初、紙が使えるタッチ型パネルレコーダです。本体前面には、TR-Wシリーズで定評のある直感的な操作性とデジタルならではの機能性を併せ持つタッチスクリーン搭載のペーパーレス記録計。前面を開けると、紙ならではの使いやすさと、高い信頼性・印字性能を併せ持つ打点式(インパクトプリンタ)の記録計を搭載しています。 10型と5型をラインナップ。いずれも従来の記録計では得られなかった、タッチスクリーンとチャート紙のハイブリッドによる“まったく新しい使いやすさ”を提供します。

    「必要なところだけ」の印字が可能!管理工数が大幅に削減

    「実際に紙での印字が必要なのは特定ロットだけなのに…」「トラブルがあったときのみ印字できればいいのに…」こういったお客様のニーズに、世界初の機能で対応致します!

    詳しくは、カタログ(PDF)をダウンロードしてご覧ください。
    【世界初】チャンネル指定で印字する
    【世界初】イベント時のみ印字する

    紙とデジタルデータの完全二重保存で、万一のデータ欠損なし

    チャート紙とデジタルメモリへのリアルタイム保存を両立。万が一のために記録計を2台備える必要はありません。
    さらにこの両立により、チャンネル指定、イベント発生時のみ、など場面に合わせたフレキシブルな印字が可能になりました。

    詳しくは、カタログ(PDF)をダウンロードしてご覧ください。
    【世界初】追いかけ打点
    TR-H シリーズ - プリンタ搭載タッチ型パネルレコーダ

生産終了品

記録計(レコーダ)とは、一般的に温度などの低速の変化の観測に用いられます。プリンタを搭載し、チャート紙に印字・記録します。多くの場合、チャンネル間が絶縁されているので、電位差のある対象物や直列電圧回路も計測可能です。アナログ電圧と熱電対、測温抵抗体を混在して入力可能なものもあります。
最新の記録計は、タッチパネルを搭載したペーパーレスタイプのものがあり、直感的な操作やデジタルならではのデータの扱いやすさや機能性を持ちます。また、キーエンスは、タッチ式画面と打点式プリンタ(インパクトプリンタ)を一体型にしたハイブリッド型の記録計を世界で初めて発売。ペーパーレスとチャート紙、両方のメリットを得ることができます。

記録計のメリット1:直感的な操作ができるタッチスクリーン

タッチスクリーンを搭載したペーパーレスの記録計は、測定データをリアルタイムに画面に表示します。画面上で直感的に操作することができ、作業効率も向上するため、近年導入が増加しています。

タッチスクリーン上でのタッチやスライド操作で波形の拡大・縮小やスクロールなどができたり、マークやメモを波形に直接手書きできるなど直感的な操作が可能です。
また、アナログ記録計とは異なり、最大値・最小値・日時指定など条件を指定して波形検索したり、アラームやコメントの履歴を一覧表示し、そこからボタン1つで指定した波形を呼び出して、過去の記録をすぐ参照できたり比較したりできます。波形を探す工数を圧倒的に削減でき、作業を飛躍的に効率化できます。

記録計のメリット2:大容量データ保存

ペーパーレスの記録計は、従来のアナログ記録計と異なり、チャート紙のみに依存することなく、大容量のデータを確実に保存できます。また、ネットワークを介した運用が可能です。

ペーパーレスの記録計ではデジタルデータで保存するため大量の記録紙を保管するスペースは不要です。また、従来のアナログ記録計であった、記録紙の紙詰まりやインク切れによる記録ミスが起こらず、確実にデータを記録することができます。さらに、データは本体の大容量メモリに保存できるほか、USBメモリなどの外部記録メディアや、ネットワークを介してFTPサーバーにも保存することができます。従来のアナログ記録計と比べ、圧倒的な信頼性の高さがデジタル記録計の利点です。

記録計のメリット3:ネットワーク接続でPCやPLCと連携

ネットワーク接続によるFA(ファクトリオートメンション)との親和性の高さが、デジタル記録計の利点です。Ethernet(イーサネット)やシリアル通信を利用して、PCやPLCなどと連携して運用が可能です。

LANやPC、サーバー、そしてPLCなどとネットワーク接続することで、利便性が飛躍的に向上します。
たとえば、PCソフトと連携して設定し、イベント時のEメール自動送信や遠隔からPCを使って監視することができます。また、PLCとの親和性が高く、PLCを介した機器とも連携したシステム構築が容易であることも大きな利点です。

記録計の業界別導入事例

金属業界「熱処理炉の温度記録」

温度プロファイルをバッチ毎に製品に添付し、異常時の解析は記録計とネットワーク接続したPCで行うことができます。TRシリーズを導入することで異常からの復旧時間が短縮され、生産性を向上することが可能です。

樹脂・ゴム業界「押出成形条件記録」

これまで、条件変更の履歴はオペレータが記録計のチャート紙に手書きし、日報に添付していました。しかし、書き込みの際に紙詰まりを頻繁に起こしてしまうのが、問題となっていました。TRシリーズであれば、タッチパネル上で直接コメントを書くことが可能です。また、TR-Hシリーズならタッチパネルでコメント記入したうえ、時間を遡って印字ができるため、紙詰まりによる問題を解消することができます。

食品・薬品業界「殺菌のF値記録」

厳しい管理基準に沿う必要があるため、万が一のデータロス時にはロット単位での製品の廃棄が発生していました。紙とデータでしっかり保存できる記録計TR-Hシリーズを導入することで、データと紙の両方で保存することが可能となり、データロスを防ぐことができます。これにより、廃棄によるロスが大きく削減されます。また、1台でF値演算にも対応できることも大きなメリットです。

電機・電子業界「ホットプレスの温度管理」

従来の記録計では、ロットNo.をチャート紙に手書きして運用していました。タッチパネルと印字の両方が可能なハイブリッド記録計TR-Hシリーズを導入することで、PLCと簡単に連携可能。バーコードリーダで読み取った情報を自動でチャートに印字できるようになり、管理作業の効率化につながります。