イオナイザ / 除電器

最強除電 省エネを両立した最新イオナイザ 除電速度・メンテナンス性・消費エア流量のどれをとっても最強 ハイブリッド型超高速センシングイオナイザ SJ-E シリーズ

イオナイザ / 除電器の商品一覧

イオナイザ(バータイプ)

ハイブリッド型超高速センシングイオナイザ SJ-E シリーズ

SJ-E シリーズ - ハイブリッド型超高速センシングイオナイザ

ハイブリッド型 超高速センシングイオナイザ「SJ-Eシリーズ」は、除電性能の4要素といわれる「速度/イオンバランス/メンテナンス性能/除電範囲」に加え、「少流量」を追求した最新のイオナイザです。 音速を超えるエア流速と除電の最適化やイオン量の最大化、電極位置の最適化で世界最速の除電性能と広範囲除電能力を実現。これまで困難であった帯電量が大きな対象物の除電を最小のランニングコストで可能としました。また、除電針尖端部への異物の付着を防ぐ構造になっているため小流量でも優れた省メンテナンス性を発揮します。

世界最少流量で最強除電を実現

世界最少流量で最強除電を実現

従来のイオナイザは、除電性能を発揮するために、多くのエア流量が必要でした。
SJ-Eシリーズでは除電針にSupersonic構造を採用し、世界最少流量で最強除電を実現しました。
ラインスピードが速く除電速度が必要な場所やエアの使用量を減らして省エネを図りたい場合に最適です。

クラス最高の省メンテナンス性能を発揮

周囲の空間と断絶されているため、周囲の異物が電極針先端に近づけません。

イオナイザを使用していると、針先の先端部分が汚れ、イオン発生量が減少します。
SJ-Eシリーズでは除電針先端に保護構造を採用。
メンテナンスフリーでもイオナイザの性能を落とすことなく、使用し続けることができます。

超高速シースセンシングイオナイザ SJ-H シリーズ

SJ-H シリーズ - 超高速シースセンシングイオナイザ

超高速・シースセンシングイオナイザ「SJ-Hシリーズ」は、あらゆるシーンでの最高の除電能力と複数台使用する環境下での小メンテナンス性を追求した先進のイオナイザです。通常、除電能力向上のためにエアを利用しますが、除電現場の状況によっては、エアが悪影響の原因になる場合があります。SJ-Hシリーズは、業界最高の除電能力をエアを使うことなく実現しました。もちろん、エアを使った除電も可能。エアの流路やイオン生成を制御する機能の搭載により、業界最高の省メンテナンス性を達成しました。また、あらゆる除電ニーズに対応できるさまざまな機能をクラス最小のボディーにパッケージ。幅広い分野で利用いただけるイオナイザです。

無風で高速除電を実現

イオン生成に欠かせないGND板は、従来は外付けでしたが、SJ-Hシリーズでは、イオナイザ本体に内蔵する「I.R.G構造」を初めて採用。生成されたイオンの流れをGND板方向ではなく、対象物へロス無く向けることで、対象物へのイオン量が増加し、従来比5倍の高速除電を実現しました。

従来

I.R.G構造

シリコン針・クリーンパック等の特殊ラインナップ

ウェハー除電事例

「フラットカットシリコン針」
電極針の材質に単結晶シリコンを採用。金属汚染を嫌う環境でも安心してご使用いただけます。

「クリーンパック仕様」
出荷前のクリーン洗浄およびクリーンパックを実施。クリーンルーム等コンタミが問題となる環境でご使用いただけます。

イオナイザ(ブロアタイプ)

静電気監視型除電ブロア  SJ-LF シリーズ

SJ-LF シリーズ - 静電気監視型除電ブロア

静電気監視型 除電ブロア「SJ-LFシリーズ」は、「静電気の有無がわかる」「除電効果が見える」を実現した除電ブロアです。除電状態を「見える化ライト」と大型表示灯でお知らせします。これにより、対象物が正しく除電されているかを瞬時に判断でき、立ち上げ時の動作確認が簡単に行えます。また、従来の小型ブロアに対して1/5サイズのコンパクトなボディーは設置場所を選びません。 さらに、本体のみで送風可能なためコンプレッサからエアを供給は不要。異常や故障時のアラームやイオンレベル警報でお知らせするSJ-LFシリーズは、現場のニーズをカタチにした安心して使える除電ブロアです。

静電気が見える【見える化ライト】

静電気が見える【見える化ライト】

対象物の帯電状況を光でお知らせ。
正しく除電が完了しているかどうか、どの角度からでも確認でき、静電気によるトラブル低減や、立ち上げ時の動作確認が簡単に実施できます。

超小型!!【手のひらサイズ】

超小型!!【手のひらサイズ】

これまでの常識にない超コンパクト設計。「超小型」と「高速除電」の両立を独自のテクノロジで実現。
取り付け場所を選ばないため、これまで除電器が設置できなかった狭い場所への取り付けや、設備への後付けが容易になりました。

超高速・高精度ワイド除電ブロア SJ-F2000/5000 シリーズ

SJ-F2000/5000 シリーズ - 超高速・高精度ワイド除電ブロア

高速・高精度ワイド除電ブロア「SJ-F2000/5000シリーズ」は、製品・人体・周辺部品を含めた環境全体を除電することにより静電気トラブルを低減するワイド センシングイオナイザです。 クラス最高速の除電能力と全エリアにわたる高精度イオンバランス、さらにワイドレンジ風量調整機能で、さまざまな除電シーンに対応します。また、帯電量に合わせた最適なバランスでイオン供給を行うことができるため、導入時やメンテナンス時のわずらわしい初期セッティングが不要となり、より効果的な除電が行えます。除電針の摩耗や汚れを抑制する機能や容易なメンテナンス構造、さらに小型ボディによる省スペース設置など、SJ-F2000/5000シリーズは高性能と使いやすさを高い次元で達成した除電ブロアです。

クラス最高速除電

クラス最高速除電

定評のあるパルスAC方式とI.C.C.制御を組み合わせることにより、クラス最高の1電極当たりのイオン生成量を実現しました。 またハイパワーファンとルーバ構造を組み込むことにより、クラス最高速で広い除電領域を実現しました。

省メンテナンス性

キーエンス独自のI.C.C.制御を搭載することにより、針の磨耗や汚れで発生する除電能力の悪化を減少させ、従来比3倍の省メンテナンスを実現します。

イオン量をコントロール

I.C.C.による除電時間維持効果(代表例)

フリーレイアウト 高速/ワイドエリア除電ブロア SJ-F300 シリーズ

SJ-F300 シリーズ - フリーレイアウト 高速/ワイドエリア除電ブロア

フリーレイアウト 高速/ワイドエリア除電ブロア「SJ-F300シリーズ」は、従来比2倍の除電エリアと除電速度を実現した除電ブロアです。広範囲を除電できるので、さまざまな工程での除電に威力を発揮します。 1台のコントローラに5台の除電ブロアの連結が可能です。省スペース設計とコネクタを使用したワンタッチ接続で、フリーレイアウトと設置・配線工数の削減を実現。また、接続したブロアは、1台ごとに帯電量に合わせたイオンを供給することができるので、それぞれ最適な除電を行うことができます。 広範囲を高速に除電でき、レイアウトの自由度が高いSJ-F300シリーズは、さまざまな工程で信頼性が高い除電ができるブロア除電器です。

従来比2倍のワイドエリア

ハイパワーワイドエリアファンの採用により従来比3倍に風量がアップしました。さらに空気の抵抗を極限まで抑えたロスレス構造により小型サイズでありながら従来比2倍の除電エリアを実現しました。セル生産組立工程での除電や精密部品の除電などで威力を発揮します。

高精度・ワイドエリアタイプSJ-F030シリーズ

除電範囲の比較グラフ(イメージ図)

従来比2倍の高速除電

新開発ハイスピードストレートルーバーが、コロナ放電により発生した空気イオンを拡散させずに直進性を維持したまま遠くに搬送することを可能にしました。 ラベル包装工程での除電や充填工程での除電など高速また長距離の除電を可能にしました。

高速・ロングレンジタイプSJ-F035

除電速度の比較グラフ

高速・高精度コンパクト除電ブロア SJ-F100 シリーズ

SJ-F100 シリーズ - 高速・高精度コンパクト除電ブロア

高速・高精度コンパクト除電ブロア「SJ-F010」は、薄型・省スペースなボディーにクラス最高のワイドエリア除電機能を搭載した除電ブロアです。取り付け自在の超薄型・コンパクトな設計で、装置に組み込める省スペース設計に加え、セル生産の卓上から設備への取り付けまで専用オプションで簡単に設置できます。 また、新開発のバリアブルDC方式とI.C.C.方式によるセンシング除電で、±5Vの高精度による高速除電を可能にしています。また、コントローラには除電効果がわかるモニタ機能を搭載。低電圧24V配線や除電停止機能、異常放電検知回路など、高い安全性と省メンテナンス性を実現しています。SJ-F010は、高い除電機能と扱いやすさを兼ね備えたコンパクト除電ブロアです。

薄型・省スペースでワイドに除電

装置に組み込める省スペース設計に加え、セル生産の卓上から設備への取り付けまで専用オプションで簡単に設置できます。

CDサイズの小型設計

専用オプション

高速除電・高精度±5V

+、-の空気イオンをそれぞれ別々の電極針から発生するバリアブルDC方式を新開発。
大量の+、-イオンを連続発生させることで高速除電とふらつきのない安定したイオンバランスを実現しています。

イオン発生方式の比較

イオナイザ(スポット/ノズルタイプ)

静電気監視型ノズルイオナイザ SJ-LM シリーズ

SJ-LM シリーズ - 静電気監視型ノズルイオナイザ

静電気監視型 ノズルイオナイザ「SJ-LMシリーズ」は、アンプ内蔵ながら超小型なボディーと、「静電気の有無がわかる」「除電効果が見える」を実現したノズルイオナイザです。2軸回転により設置位置を変えることなく、除電方向を自由自在に変更可能。限られたスペースでもレイアウト変更なしで狙った場所を除電できます。また、除電状態を「見える化ライト」でお知らせします。これにより、対象物が正しく除電されているかを瞬時に判断でき、立ち上げ時の動作確認が簡単に行えます。さらに、異常や故障時は、アラームやイオンレベル警報でお知らせするSJ-LMシリーズは、安心の使いやすさと除電性能を実現したノズルイオナイザです。

高性能マイクロ除電器 SJ-M シリーズ

SJ-M シリーズ - 高性能マイクロ除電器

高性能・マイクロ除電器「SJ-Mシリーズ」は、超小型の組み込み用除電器です。除電する範囲に合わせ、スポット用のノズルとワイド用の電極針を用意。特にスポット用は装置に組み込んで使用でき、80℃の高温環境にも耐える設計になっています。 コントローラは、対象物の帯電状況がわかる帯電モニタやイオンレベル量を自己診断し表示するイオンレベルモニタ、除電効果が十分でないときに警報を表示・出力するコンディションモニタなど、除電状態が一目でわかる高機能コントローラです。 SJ-Mシリーズは、超小型でありながらスポットもワイドもカバーできる幅広さと高温に強いタフさ、さらにクラス最高の除電スペックを備えたマイクロ除電器です。

ワイドバリエーション

用途・仕様環境・設置条件などあらゆる除電ニーズに対応。2タイプから自由自在に選べます。

「スポット」超細先端 SJ-M020シリーズ

 「ワイド」小型&ワイド SJ-M030シリーズ SJ-M070シリーズ

クラスを超えた高性能&ユーザビリティ

クラスを超えた高性能&ユーザビリティ

従来のコンパクト除電器とは一線を画す静電気を知りつくした、キーエンスならではのこだわりの高性能&ユーザビリティ。

イオナイザ(ガンタイプ)

超堅牢ハイパワー除電ガン SJ-LG シリーズ

SJ-LG シリーズ - 超堅牢ハイパワー除電ガン

超堅牢ハイパワー除電ガン「SJ-LGシリーズ」は、強力な除塵能力と堅牢なボディを備えた除電ガンです。大流量・低圧損電磁弁の搭載とエア圧損の影響を最小化する内部構造を実現。異物に対する衝突力が飛躍的に向上しました。また、静電気による異物の再付着を防止することが可能。何度もエアを吹きかける必要がなく、効率的な除塵を可能にしました。さらに、除塵前後の異物確認に役立つダストチェックライトを搭載。高輝度の面発光LEDで直接照射するため、明るくムラのない視認性を確保しました。 堅牢なボディは、耐衝撃性に優れた素材でできており、強靭な耐落下性と外部からのいかなる衝撃が加わっても破損しにくい構造を実現しています。

ガンアタッチメント対応マイクロ除電器 SJ-M400 シリーズ

SJ-M400 シリーズ - ガンアタッチメント対応マイクロ除電器

ガンアタッチメント対応マイクロ除電器「SJ-M400」は、高圧エアパージによる除塵とパルスAC方式による高速除電、高精度なイオンバランスによる効率的な除電機能を備えたマイクロ除電器です。高圧でのエアパージは、パルスエアで放出でき除塵効率を高めるとともに、エア量の低減も実現しました。また、気になる部分だけを除塵したい場合に便利なガンアタッチメントへの装着が可能です。コントローラは、対象物の帯電状況がわかる帯電モニタやイオンレベル量を自己診断し表示するイオンレベルモニタ、除電効果が十分でないときに警報を表示・出力するコンディションモニタなど、除電状態が一目でわかる高機能コントローラです。 SJ-M400は、最強の除塵機能と除電機能をハンディタイプとしても使えるガンアタッチメント対応のマイクロ除電器です。

電磁弁制御機能対応高圧エアパージ

電磁弁制御機能により最大0.7MPaの強力イオンエアを間欠で放出することができます。
従来、表面にはりつき除去しにくかったチリやホコリに振動を与え、ゴミを効果的に除去するだけでなく、間欠エアにすることで連続エアより約50%エア量の低減も可能になりました。

連続エア

間欠エア

連続エア

間欠エア

ガンアタッチメント対応

ガンアタッチメント対応

従来よりご要望の多かったガンアタッチメントを簡単に装着可能。
塗装物の下地の除電やセル組立工程などゴミや異物の付着が気になる場所で自在に除電できます。

イオナイザ / 除電器とは

静電気対策には、「接地(アース)」「絶縁物の帯電防止」「湿度管理」「帯電防止グッズ」そして「除電」があります。この中で除電は、「除電器(イオナイザ)」という装置を使ってプラスとマイナスの電荷をそれぞれ逆の電荷と結合することで中和します。除電器(イオナイザ)による除電では、部分的な除電はもちろん、部屋全体の静電気を除去したり、除塵も同時に行うことができます。他の静電気対策に対して安全で効率の良く除電できるため、特に製造現場ではよく利用されています。

イオナイザ / 除電器のメリット

イオナイザ / 除電器のメリット1:部屋ごと広範囲の除電ができる

電子部品やフィルムを格納している倉庫では、広い範囲にすばやくイオンを届けなければなりません。バータイプの除電器なら、異物が浮遊している空間に対して、部屋ごと広範囲に除電することができます。

空間に広くイオンを届けるには、パルスAC方式やパルスDC方式のバータイプ除電器(イオナイザ)が有効です。バータイプの除電器なら、異物が浮遊している空間に対して、部屋ごと広範囲に除電することができます。イオンを部屋全体に行き渡らせ空間に漂う異物自体を除電することで、静電気による異物付着を防ぐことができます。
たとえば、静電気除去したい現場の入室前にバータイプ除電器(イオナイザ)を使うことで、作業者の帯電と異物の持ち込みを防ぐことができます。また、部屋ごと静電気を除去することで、異物自体の静電気も除去でき、異物付着を防ぐことができます。

イオナイザ / 除電器のメリット2:無風で静電気を除去できる

シートやフィルム、電子部品を搬送する工程で集塵機を使うと、吸引力でシートやフィルムがバタついたり、小さくて軽い電子部品は吹き飛んでしまうことがあります。風を必要としない除電器(イオナイザ)なら無風で静電気を除去できます。

ブロアを使わない除電器(イオナイザ)なら、ホコリや塵・風圧にデリケートなワークの静電気を無風で除去し、異物の付着や帯電による静電破壊を防ぐことができます。
たとえば、無風イオナイザを使うことで、薄いフィルムやシートでもバタつくことなく、静電気の除去が可能になります。また、微細なワークでも風の影響を受けることなく静電気を除去することができます。イオンが効率良く対象物に届くので、無風でも広範囲の静電気を除去することができ、小型・省スペースのスポットタイプでも無風で静電気を除去することができます。

イオナイザ / 除電器のメリット3:除塵と除電の2つの効果を1台で

ホコリや塵を風で落とす除塵では、静電気が発生して再付着する可能性があります。除電器(イオナイザ)で静電気を除去すると、除塵も同時にできます。これにより、製品を除電すると同時に、1度除電したホコリや塵が再付着を防ぐことができます。

高圧エアパージによる除塵ができる除電器(イオナイザ)は、除塵と除電を同時に行います。ホコリや塵を吹き飛ばすと同時に除電し、さらに対象物も除電するため、再付着することはありません。搬送装置に取り付けると、搬送中に除電・除塵することができ、クリーンルームの入り口に取り付けて使用することもできます。また、ガンタイプなら手に取った部品の除電・除塵ができます。また、除塵と除電という2つの効果を1台で果たすため、設備もスペースもコンパクトにまとめることができます。

イオナイザ / 除電器の導入事例

食料品・医薬品業界:エアシャワーでホコリが除去できない

エアシャワー装置は、人や搬入物の表面に付着した塵やホコリなどの粒子をHEPAフィルタで清浄化されたジェットエアにより入室前に除塵します。しかし、服やホコリが帯電していると、エアで飛ばしたホコリが再付着してしまいます。これは、エアシャワー装置では「静電気は除去できない」「帯電を強める」「ゴミ・チリが取りきれない」からです。
このような場合は、除電器(イオナイザ)で、イオン化エアでゴミ・チリを吹き飛ばします。再付着がなくなり、コンタミ(コンタミネーション=異物混入・汚染)による不良を大幅に削減することができます。

樹脂・フィルム業界:樹脂成形品が型残りする

金型との摩擦で成形品が帯電して、金型に貼り付いて取れないことがあります。
小型、薄肉化の傾向で成形品は軽く貼り付きやすくなり、形状が複雑化すると、金型との摩擦面は大きく帯電しやすくなります。さらに高速成形機などは射出速度が速く帯電量も大きくなり、型残りのリスクはどんどん高くなっていきます。異物による不良の対策としては、覆いするなどが考えられますが、効果は期待できません。また、型残りの対策ではセンサの設置が考えられますが、センサで型残りを検知するのみで取り外しは人手によるため工数がかかりチョコ停も発生します。
除電器(イオナイザ)なら静電気を除去し、異物付着や型残りが防止できます。材料費のムダの削減や歩留まり向上ができます。

電気機器業界:カメラ部品組み立てにおいてゴミが付着する

カメラ部品を組み立てるときに、摩擦や剥離によって帯電が起きます。帯電した部品にはホコリや粒子状のゴミが引き寄せられて付着します。そしてゴミが付着したまま部品が次の工程へ流れていき、カメラ内部にゴミが混入してしまいます。これは、除電能力の不足が原因です。また、除電状態が不明確であることも、見逃しの原因といえます。 除電状態を「見える化ライト」で確認できる除電器があります。対象物が正しく除電されているかを瞬時に判断でき、立ち上げ時の動作確認が簡単に行えます。効果の見える化をしながら効果的な異物対策が可能です。また、除去できなかった異物を人手で掃除する工数が削減できます。

異物付着

異物付着のメカニズムは、異物が付着する対象が「導体」か「絶縁体」かによって異なりますが、いずれの場合も除電器(イオナイザ)を使用することで対策可能です。対象物がプラスチックやゴムなどの絶縁体で、静電気が発生している場所が明確な場合は、局所的に除電をすることで異物付着対策が可能です。一方、導体の場合は異物自体を除電することで、対策が可能です。また、広い空間を漂う異物への対策異物が浮遊している空間に対して、バータイプの除電器(イオナイザ)を使用し、部屋ごと広範囲に除電する方法もあります。この場合は、広範囲に広がる異物自体を除電することで、静電気による異物付着を防ぎます。

人体への放電

人は動くことで常に帯電し続けます。このため、人への異物付着は異物が浮遊している空間に対して、バータイプの除電器(イオナイザ)を使用し、部屋ごと広範囲に除電します。広い空間を除電する場合は、イオンを遠くまで運ぶ必要があります。除電器(イオナイザ)には、プラスイオンとマイナスイオンを作る周期(周波数)を変更できる機種があります。周波数を低くすると、同極性のイオンを放出している時間が長くなるので、お互いに反発し合ってイオンが広がりやすくなります。一方、周波数を高くすると短い時間でプラスとマイナスが切り換えられるため、イオン同士が引き合って遠くまで届きません。広い空間を除電する際には、周波数設定を低くすることがポイントです。

搬送トラブル

搬送工程のトラブル要因は、受け渡しのタイミングや物体表面の摩擦力・吸着力、化学的親和性、磁気、そして静電気など、多岐にわたります。その中でも、製造業の現場ではとりわけ静電気による搬送トラブルが多い傾向にあります。搬送トラブルは、引き合う力でも反発する力でもクーロン力の働きをなくす、つまり静電気を除去することで対策できます。たとえば、シートがローラーに貼り付くトラブルの場合は、シートとローラーの離れ際を除電器(イオナイザ)で狙って対策します。また、パーツフィーダの部品が浮き上がってうまく流れないというトラブルは、レールと部品に除電器(イオナイザ)を当て、静電気を除去することで対策します。

静電破壊(ESD破壊)

電子部品が静電気によって破壊される静電破壊。静電破壊は、帯電した静電気が放電することで通常より多くの電流が回路上に流れ、それに伴って発生した熱が電子部品を破壊するトラブルです。静電破壊対策は「静電気を発生させない」「静電気を除去する」「放電させない」の3つがポイントになります。具体的な対策は、アース、導電化、除電器(イオナイザ)です。特に、アースが取れない場合は除電器(イオナイザ)の使用が便利です。また、電子部品の壊れ方にはいくつかのパターンがありますが、電子部品自体が帯電し、どこかに放電して破損するパターンです。部品自体の静電気をなくす必要があるため、除電器(イオナイザ)の使用が効果的です。

電子機器・装置の誤動作

静電気の放電が起きているところには電磁ノイズが発生しています。この電磁ノイズが誤作動の原因となります。電子機器や装置の誤作動は、静電気の量が問題なのではなく、放電するときに発生する電磁ノイズが要因です。つまり静電気の放電を防止し、電磁ノイズを発生させないようにすることが重要です。具体的には、アースや除電器(イオナイザ)を使用して対策します。たとえば、缶の製造ラインでは、帯電した缶が放電し、その際の電磁ノイズによって装置が停止するという不具合が起こり得ます。このような誤作動の対策には、除電器(イオナイザ)が用いられます。除電器(イオナイザ)は製品に触れることなく静電気をなくすことができるので、既存の生産ラインに追加設置することも容易です。

塗布・印字トラブル

塗布・印字トラブルは、クーロン力によって発生します。塗布する段階で、材料がマイナスに帯電しているとします。一方で、本来塗布すべき場所がマイナスに帯電している場合、塗布しようとするシール材との間に反発するクーロン力がはたらきます。すると、このクーロン力によってシール材ははじかれ、狙った場所とは違うところに塗布されてしまいます。したがって、塗布・印字トラブルは、クーロン力をなくす、つまり除電器(イオナイザ)で静電気を除去することで対策できます。塗布・印字トラブルの対策に用いる除電器(イオナイザ)は、ノズルの先端を狙って設置します。狭いスペースに設置できるノズル型除電器(イオナイザ)が適しています。

イオナイザ / 除電器に関するよくあるご質問

日常的によく知られている静電気の発生要因は、
・物を擦り合わせる(摩擦帯電)
・密着しているものを引き剥がす(剥離帯電)
という2つの現象ですが、実はもっと簡単な現象によって静電気が発生しています。
基本的に静電気の発生は、物体が接触した瞬間に発生(接触帯電)しています。摩擦による帯電(摩擦帯電)も、接触帯電の一部になります。ただ、摩擦による帯電(摩擦帯電)の場合、接触面が擦り合わされることで、接触する面積が増えることや、摩擦による物質表面の温度上昇などにより、接触帯電に比べてはるかに大きな静電気が発生することになります。
金属体(導体)への付着の要因は、帯電した異物、ホコリが金属体(導体)に近づくことで、金属体(導体)内部で静電誘導が発生することにあります。
静電誘導は、アースを接地していても発生する現象ですので、金属体(導体)側の静電気対策を行っても効果が期待できません。
上記の内容から、付着する異物、ホコリに対しての静電気対策が重要になりますが、大気中に浮遊している異物、ホコリを狙って除電することは現実的に困難ですので、雰囲気(空間全体)を除電する(常に除電できる環境を作る)というのが一般的な対策方法になります。
実装基板を樹脂パーツに組み込む作業においてよくお聞きするのが、導電性のマットや、あるいは金属製の組立治具の上で行われるということです。このように静電誘導の影響が考えられる状況では除電が上手にできませんので、出来る限り、中空の状態で除電を行って下さい。例えば、金属製の組立治具に樹脂パーツが平面で密着している場合などであれば、極力樹脂パーツに接触する面積を小さくし、導体から離すような工夫をするなどが有効な場合があります。なお、静電破壊の対策には空間の除電が一番効果的です。空間の除電を行うには除電器を使う方法があります。

イオナイザ / 除電器をもっと知る

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