車載カメラへのレーザー印字
電気自動車(EV)業界でのマーキング・印字事例を紹介します。このページでは、車載カメラへのレーザー印字について解説します。
前方カメラへの印字
前方カメラで撮像したデータを元に車両や歩行者、交通標識などを認識してドライバーに注意や警告を促します。比較的距離の近い対象物の検知を得意とし、車線維持を目的とした白線認識、横断歩道認識、制限速度標識の認識など様々な検知が可能です。
- A:レンズユニットに識別印字
- レンズを嵌めるリング部分に識別用の印字をおこないます。
- B:カチオン塗装部へ文字列/2Dコード印字
- カメラ土台のカチオン塗装部への印字です。サビ防止の観点から塗装を完全に剥離しない印字が必要です。
バックカメラへの印字
車の後方部を映し出すカメラです。車庫入れ時や車を後進させる際に映像をカーナビなどの画面に映し出します。バックカメラで使用されるレンズは「CMDレンズ」と呼ばれるものが多く、後方だけでなくその左右まで映し出すことができるため死角がほぼなくなります。
- A:カメラ筐体に品番印字
- 搭載車種や仕様を判別するための識別印字をおこないます。
- B:レンズにロット番号印字
- 組み付けする筐体を判別するためレンズ自体にも識別印字をおこないます。
このページのまとめQ&A
- Q. 車載カメラはどんな役割を持つ装置ですか?
- A. 前方・後方の状況を撮像し、歩行者や標識、車線などを認識して運転支援や安全性向上に貢献する装置です。
- Q. レンズユニットへ識別印字が必要な理由は?
- A. 多様な仕様のカメラを確実に区別し、組付けや工程管理をスムーズに進めるため識別印字が必要です。
- Q. カチオン塗装部への印字で重要な点は?
- A. サビ防止塗装を残しつつ、剥離しすぎない浅いレーザー印字で高い視認性を確保することです。
- Q. バックカメラでレーザー印字される部位は?
- A. 筐体には品番印字、レンズにはロット印字を施し、仕様判別と部品管理を正確に行います。
- Q. 車載カメラへのレーザー印字のメリットは?
- A. 非接触で高耐久・高精細に印字でき、長期使用でも消えにくく、トレーサビリティ精度が大幅に向上します。


