測定の基礎
測定誤差について

測定誤差とは

あるべき測定結果(測定値)に対して、何らかの要素が影響して測定結果が異なるとき、その差を「測定誤差」と呼びます。
測定誤差の原因は様々であり、原因に応じた対処が必要になります。測定誤差が生じたときには、「なぜその測定誤差が発生したのか」を十分に検討したうえで対策をおこない、製造物の品質安定につなげることが重要です。

測定誤差の原因

大きく3つのパターンに分類できます。

誤差の種類 誤差の要因
測定器に依存した誤差
  • ・元々の測定器に発生し得る測定誤差
  • ・測定精度の経年劣化(消耗部品の摩耗などによる劣化)
測定者に依存した誤差
  • ・測定器の取扱いに慣れていない
  • ・測定者によって熟練度合いが異なる
  • ・個人特有の目盛りの読み方を採用している
環境条件に依存した誤差
  • ・温度変化により測定対象物が変形している
  • ・明るさの異なるところで測定している

測定器や環境条件に依存した誤差は、その原因を確認して対策を実施することにより、解消が可能です。
測定者に依存した誤差については、測定工程の見直しや社員教育など、中長期的な対策が必要になる場合もあります。

測定誤差の解消方法

1つの対象物に対して複数回の測定を実施すれば、測定誤差を解消することは可能です。しかし、検査工程においてそのような対策を実施することは現実的ではないと言えるでしょう。
1回の測定で、より正確な測定値を得るために、測定誤差の原因に応じた対処を実施していく必要があります。

対処方法 詳細
測定器の固有誤差を解消
  • ・定期的に校正を実施する
  • ・定期的にメンテナンスをおこない、消耗部品を交換する
  • ・始業前と終業後に精度の確認をおこなう
判定基準の変更 公差の範囲を狭めることで、合格の判定範囲を厳格化する
個人差を吸収する仕組み
  • ・測定方法(測定工程)を標準化する
  • ・作業者のスキルアップを目的とした教育を実施する
  • ・ヒューマンエラーを解消するために、自動測定器を導入する
  • ・接触式の測定器を使用している場合は、非接触式の測定器に置き換える

測定の基礎をPDFで読む

  • 測定の基礎
    公差と測定精度について
  • 測定の基礎
    変位計・測定器の選び方

HOMEにもどる

0120-840-860 お電話でもお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせはお電話でも 0120-840-860

「測り方/選び方」がわかる、超簡単ガイド!

測り隊.com

測定の基礎
用途から選ぶ
測定器の種類
導入事例

ページトップへ戻る