CHAPTER 1測定機の基礎知識

アッベの原理

アッベの原理は、寸法を測定する際の精度に関わる原理です。また、測定機器を設計する上で重要な指針となります。その原理とは、「測定精度を高めるためには、測定対象物と測定器具の目盛を測定方向の同一線上に配置しなければならない」というものです。
実際の測定器具に当てはめると、外側マイクロメータの場合、目盛と測定の位置が同一線上にあるのに対して、ノギスは目盛と測定位置が離れていることが分かります。つまり、外側マイクロメータはアッベの原理に従っているのに対して、ノギスは原理に従っていません。そのため、測定の精度は外側マイクロメータの方が高いといえます。

ノギスは「アッベの原理」に従っていない
ノギスは「アッベの原理」に従っていない
マイクロメータは「アッベの原理」に従っている
マイクロメータは「アッベの原理」に従っている
A
目盛りの位置
B
測定の位置

このページのまとめQ&A

Q. アッベの原理とは何ですか?

A. 測定精度を高めるため、目盛と測定位置を測定方向の同一線上に配置するという原理です。

Q. アッベの原理はなぜ重要ですか?

A. 測定器の設計や寸法測定の精度に直接影響するため、重要な指針となります。

Q. 外側マイクロメータはアッベの原理に従っていますか?

A. はい、目盛と測定位置が同一線上にあり、精度が高いです。

Q. ノギスはアッベの原理に従っていますか?

A. いいえ、目盛と測定位置が離れており、精度はマイクロメータより低いです。

Q. アッベの原理を守ると何が得られますか?

A. 測定誤差を減らし、より正確な寸法測定が可能になります。

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