CHAPTER 5業務ごとに見る測定

研究開発

高精度・高機能でも、誰もが(新人・ベテランなど)
使いやすい測定機を選ぶのがポイント
R&D room
高精度・高機能でも、だれでも使いやすい測定機を選ぶのがポイント

研究開発においては、高精度なデジタル測定機を使用する場面が数多くあります。測定機器によっては10nmといった高い精度で測ることが可能です。ただし、やみくもに精度を求めるのは適切とはいえず、用途と求める精度に合った測定機器を選ぶことが欠かせません。
使用に際しては、機器の特性や機能を事前に確認し、正しい手順、管理のもとで測定を行います。

使用される測定機器の例

  • 測定顕微鏡
  • CNC画像測定機
  • 輪郭形状測定機
  • 三次元測定機
  • 粗さ計
  • X線CT
  • 真円度測定機

測定機器を選ぶポイント

  • 開発の案件が変わることを想定して、汎用性のある機器であるかどうかをあらかじめ検討する必要があります。
  • 多数の実験サンプルなどを測定する場合が多いことから、自動でスピーディに測定できる測定機器が役に立ちます。
  • 高精度な測定機器の場合、専門知識や技能が求められるようでは手軽に測定ができません。新人でも測定が容易に行えるように、できるだけ使い勝手の良い測定機器を選ぶことが大切です。

測定作業時の注意点

  • 精密測定においては、恒温室など温度および湿度、クリーン度が整った環境での測定が必須です。また、温度管理が難しい場合、熱膨張係数に基づく誤差を算出して、標準温度での値を求める必要があります。
  • 高価な測定機器が多いため、取り扱いおよび管理には慎重さが欠かせません。事前に管理責任者を決めるとともに、取り扱い手順を定めて、使用者全員で共有する必要があります。測定後は手順に沿って機器を清掃します。
    また、数の限られた測定機器を複数のメンバーで使用することが多いため、事前の予約を行うのが一般的です。こうした手順も機器の導入の際に決めておく必要があります。

このページのまとめQ&A

Q. 研究開発で測定機を選ぶ際のポイントは?

A. 高精度でありつつ、新人でも使いやすい操作性と汎用性のある測定機を選ぶことが重要です。

Q. 研究開発で使用される主な測定機器は?

A. 測定顕微鏡、CNC画像測定機、輪郭形状測定機、三次元測定機、粗さ計、X線CTなどです。

Q. 測定機器選定で重視すべき点は?

A. 多様な試験に対応できる汎用性、自動測定の効率性、誰でも扱える操作性が重要です。

Q. 測定作業で注意すべき点は?

A. 恒温・クリーン環境で測定し、熱膨張誤差への配慮や、手順に沿った慎重な管理が必要です。

Q. 測定機器運用で必要な体制は?

A. 管理責任者、運用ルール、予約管理の整備が不可欠で、全員が手順を共有して使用します。

  • 全自動 画像寸法測定器

    IM-X1000 シリーズ

    対象物をステージに置き、ボタンを押すだけの簡単操作はそのままに、全自動画像寸法測定器IM-Xシリーズは、更に幅広い製品に対応可能となりました。500mmの超大型ステージが新登場し、従来の最大サイズモデルから面積比で3.3倍と大幅に拡大しました。また、図面を取り込み、測定プログラムを自動で作成する新機能により、図面を読み解きながら、苦労して設定プログラムを作成する必要も無くなりました。更に、ステージとヘッドを付け替え可能となり、最大繰り返し精度±0.1μmの高倍率ヘッドでより高精細に対象物を捉えることが出来るようになりました。測定ボタンを押すだけの簡単操作で、人による測定値のバラつきが生じることなく、測定工数を飛躍的に削減。速い・正確・簡単の実現で、測定業務の課題を解決します。

    IM-X1000 シリーズ - 全自動 画像寸法測定器

測定器ナビ トップへ戻る