CHAPTER 6測定機の課題と解決

接触式測定器具(ノギス・ゲージ・マイクロメータ)の課題と解決

ノギスやハイトゲージ、デプスゲージ、マイクロメータといった接触式のハンドツールや卓上型の測定器具におけるさまざまな課題と、画像寸法測定器「IM-Xシリーズ」の導入による解決例を紹介します。

接触式測定器具(ノギス/マイクロメータなど)の課題解決

人による測定値のバラつき

課題

人によって測定のスキルや接触させる位置・角度、力加減などが異なるため、測定数値のバラつき要因となります。

課題

画像寸法測定器で解決

画像寸法測定器「IM-Xシリーズ」なら、対象物のエッジを自動検出して測定するため、検査員ごとのバラつきがありません。

画像寸法測定器で解決

バリ・欠けやゴミ付着の影響

課題

対象物にバリや欠け、ゴミの付着がないかは、目視での確認となります。バリやゴミに気づかず、それらに接触して測定してしまった場合、測定数値に誤差が生じます。

課題

画像寸法測定器で解決

画像寸法測定器「IM-Xシリーズ」は、バリや欠け、ゴミなどを「異常点」として輪郭形状から除去する機能を搭載しています。そのため、バリ・欠けや異物付着の影響を受けずに高精度な寸法測定が可能です。

画像寸法測定器で解決
A: 異常点

微小・狭窄箇所の測定

課題

対象物が微小・狭窄箇所にある場合は、接触子が当たらず、測定できないことがあります。

課題

画像寸法測定器で解決

画像寸法測定器「IM-Xシリーズ」は、画像を用いて寸法を測定しているため、物理的な制約を受けにくく微小・狭窄部の測定も容易に実現します。

画像寸法測定器で解決
A:レンズ

やわらかい対象物の測定

課題

対象物がやわらかいゴムや樹脂の場合、ノギスやマイクロメータなど接触式で測定すると、対象物が変形し、精度良く測定することができません。

課題

画像寸法測定器で解決

画像寸法測定器「IM-Xシリーズ」は非接触で対象物を測定します。やわらかい対象物でもステージに置いてボタンを押すだけ。わずか数秒で最大1000箇所を測定可能です。また、複数の同じ対象物を一括測定することも可能です。

画像寸法測定器で解決
A:レンズ

測定箇所・測定内容への対応

課題

接触式の測定器具は、測定時に挟んだり押し当てたりする方向の自由度が低いため、対象物の形状によっては測定が困難な箇所が発生します。

課題
A:ノギスなどでは測定不能

画像寸法測定器で解決

画像寸法測定器「IM-Xシリーズ」なら、円間距離や角度などはもちろん、仮想線・仮想円を使った測定や、幾何公差の測定も可能です。

画像寸法測定器で解決
A:仮想の交点
B:仮想の交点を作成して測定

測定にかかる時間

課題

測定箇所ごとに接触させて測定するため、測定に時間がかかります。測定器具によっては、測定前のゼロ(原点)合わせなども工数増加の一因です。また、人の習熟度によってこれらの作業効率が異なります。

課題

画像寸法測定器で解決

画像寸法測定器「IM-Xシリーズ」なら、対象物をステージに置いてボタンを押すだけ。わずか数秒で最大1000箇所を測定可能です。また、ステージ上の複数の同じ対象物を最大100個まで一括測定することも可能です。
操作が極めてシンプルなため、検査員の習熟度に関わらず、短時間で多くの対象物の測定が実現します。

画像寸法測定器で解決
POINT

複数の測定箇所・対象物を一括”超時短“測定

「パターンサーチ機能」により対象物の位置・向き合わせは不要。ステージ上の対象物を置いてボタンを押すだけで、瞬時にOK/NGを判別します。詳しく確認したい箇所はクリックするだけで、数値の表示が可能です。

複数の測定箇所・対象物を一括”超時短“測定
複数の測定箇所・対象物を一括”超時短“測定

データの記録・管理・活用

課題

接触式の測定器具は、測定箇所ごとに測定者が紙やパソコンに数値を転記、または転送するケースが多く、データの記録に時間がかかります。また複数の測定箇所のデータをまとめる作業も工数がかさむほか、履歴の管理も煩雑になりがちです。

課題

画像寸法測定器で解決

画像寸法測定器「IM-Xシリーズ」なら、これまでデータ記録・管理・活用にかかっていた工数を大幅に削減することができます。
測定結果の自動保存はもちろん、測定画像や測定設定ファイルはネットワークを介して管理・共有することもできです。
また、統計解析機能による測定履歴データの活用や、保存データから各種レポートをスピーディに作成することも可能です。

社内LAN
社内LAN
他工場
他工場
標準偏差(σ)や工程能力指数(Cpk) などの統計値を自動集計
標準偏差(σ)や工程能力指数(Cpk) などの統計値を自動集計
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このページのまとめQ&A

Q. 接触式測定器具で起きやすい測定バラつきの原因は?

A. 測定者のスキル差や接触位置・角度、力加減の違いが影響し、同じ対象物でも数値が揺れやすくなります。

Q. バリやゴミが測定誤差を招く理由は?

A. 目視での確認に頼るため異物に気付かず接触すると、バリや欠け部分を測ってしまい誤差が発生するためです。

Q. 微小・狭窄箇所が接触式で測れないのはなぜ?

A. 接触子が届かない、当てられないといった物理的制約があり、狭い部分では測定自体が困難になるためです。

Q. やわらかい素材を接触式で測ると何が問題ですか?

A. ゴムや樹脂などは押しただけで変形するため、正しい寸法が得られず、精度の高い測定が難しくなります。

Q. 接触式測定はなぜ時間がかかる?

A. 箇所ごとの接触、ゼロ点合わせ、作業者の習熟差が影響し、測定から記録まで多くの工数が必要になるためです。

  • 全自動 画像寸法測定器

    IM-X1000 シリーズ

    対象物をステージに置き、ボタンを押すだけの簡単操作はそのままに、全自動画像寸法測定器IM-Xシリーズは、更に幅広い製品に対応可能となりました。500mmの超大型ステージが新登場し、従来の最大サイズモデルから面積比で3.3倍と大幅に拡大しました。また、図面を取り込み、測定プログラムを自動で作成する新機能により、図面を読み解きながら、苦労して設定プログラムを作成する必要も無くなりました。更に、ステージとヘッドを付け替え可能となり、最大繰り返し精度±0.1μmの高倍率ヘッドでより高精細に対象物を捉えることが出来るようになりました。測定ボタンを押すだけの簡単操作で、人による測定値のバラつきが生じることなく、測定工数を飛躍的に削減。速い・正確・簡単の実現で、測定業務の課題を解決します。

    IM-X1000 シリーズ - 全自動 画像寸法測定器

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