測定環境から選ぶ



製造現場
金属加工をはじめとして、物づくりの現場でよく目にするのは、ノギスやマイクロメータ、ブロックゲージなどです。ブロックゲージは鋼でできた直方体で、寸法および平行度が0.1µmのオーダーで保証されており、加工物の寸法測定に重宝します。
測定室
0.01mm単位を測るために、しばしば使用されるのがマイクロメータです。いわゆるアッベの原理に基づくため、高い精度での測定が可能です。また、ダイヤルゲージも多く使用されます。サブミクロン単位の測定では、レーザー式の測長機や画像寸法測定などが用いられ、高精度な測定が簡単にできるようになっています。
測定室は通常、室温が管理されていますが、対象物が金属の場合、熱膨張のリスクがあります。精密測定のためには、あらかじめ対象物を室温にならしておく、素手で握らない、といった配慮が欠かせません。
オフィス
製造現場に比べて、汚染などのリスクは低いものの、測定室で行うような精密な測定は難しい環境です。また、複数の人が測定を行うことがあるため、測定機器の管理を怠ると正しい測定ができないリスクがあります。そのため、機器の管理者や管理基準を定めておく必要があります。
このページのまとめQ&A
Q. 製造現場で多く使われる測定機器は?
A. ノギス、マイクロメータ、ブロックゲージなどで、特にブロックゲージは高精度測定に重宝されます。
Q. 測定室で使われる主な測定機は?
A. マイクロメータやダイヤルゲージに加え、レーザー式測長機や画像測定器がサブミクロン測定に用いられます。
Q. 測定室で注意すべき点は?
A. 室温管理と熱膨張対策が重要で、対象物を慣らす・素手で触らないなどの配慮が必要です。
Q. オフィスでの測定の課題は?
A. 精密測定が難しく、管理体制が不十分だと測定誤差が生じやすいため、機器管理の徹底が必要です。
Q. 測定環境による選び方のポイントは?
A. 現場は耐久性、測定室は精度重視、オフィスは管理体制を基準に適切な機器を選びます。
キーエンスの三次元測定機
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XM シリーズ
ハンディプローブ三次元測定機
ハンディプローブ三次元測定機「XMシリーズ」は、「誰でも・どこでも・簡単に」を実現した三次元測定機です。従来の門型の三次元測定機と違い、手持ちのハンディプローブを対象物に当てるだけ。まるでノギスのような直感的な操作感覚で、手軽に本格的な三次元測定ができます。ハンディプローブに内蔵された小型カメラで撮影した映像と測定結果を重ね合わせてみることができるため、測定している箇所が手に取るようにわかります。簡単インターフェースで、測定者の習熟度や知識を問わない三次元測定を実現しました。また、コンパクトなサイズに必要な機能をすべて搭載したオールインワン設計。卓上、三脚、加工機上などあらゆる場所で測定が可能です。測りたい時に測りたい場所で、本格的な三次元測定を実現します。





