CHAPTER 4測定機の選び方

測定環境から選ぶ

製造現場
製造現場
測定室
測定室
オフィス
オフィス

製造現場

金属加工をはじめとして、物づくりの現場でよく目にするのは、ノギスやマイクロメータ、ブロックゲージなどです。ブロックゲージは鋼でできた直方体で、寸法および平行度が0.1µmのオーダーで保証されており、加工物の寸法測定に重宝します。

測定室

0.01mm単位を測るために、しばしば使用されるのがマイクロメータです。いわゆるアッベの原理に基づくため、高い精度での測定が可能です。また、ダイヤルゲージも多く使用されます。サブミクロン単位の測定では、レーザー式の測長機や画像寸法測定などが用いられ、高精度な測定が簡単にできるようになっています。
測定室は通常、室温が管理されていますが、対象物が金属の場合、熱膨張のリスクがあります。精密測定のためには、あらかじめ対象物を室温にならしておく、素手で握らない、といった配慮が欠かせません。

オフィス

製造現場に比べて、汚染などのリスクは低いものの、測定室で行うような精密な測定は難しい環境です。また、複数の人が測定を行うことがあるため、測定機器の管理を怠ると正しい測定ができないリスクがあります。そのため、機器の管理者や管理基準を定めておく必要があります。

このページのまとめQ&A

Q. 製造現場で多く使われる測定機器は?

A. ノギス、マイクロメータ、ブロックゲージなどで、特にブロックゲージは高精度測定に重宝されます。

Q. 測定室で使われる主な測定機は?

A. マイクロメータやダイヤルゲージに加え、レーザー式測長機や画像測定器がサブミクロン測定に用いられます。

Q. 測定室で注意すべき点は?

A. 室温管理と熱膨張対策が重要で、対象物を慣らす・素手で触らないなどの配慮が必要です。

Q. オフィスでの測定の課題は?

A. 精密測定が難しく、管理体制が不十分だと測定誤差が生じやすいため、機器管理の徹底が必要です。

Q. 測定環境による選び方のポイントは?

A. 現場は耐久性、測定室は精度重視、オフィスは管理体制を基準に適切な機器を選びます。

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