対象物から選ぶ

- 透明?非透明?
- 形状
- サイズ
- 材質
形状はシンプルか複雑か
当然ながら、直方体や円形物など対象物の形状がシンプルなものほど、寸法の測定は容易です。また、物差しや巻き尺をはじめとして、ノギスやマイクロメータなど各種の計測機器を用いることが可能です。高さの測定では、ハイトゲージもしくはダイヤルゲージとのセットを利用します。
これに対して、多角形や星型など形状の複雑な対象物の寸法を測るのは困難が伴います。使用可能な測定機器も限られます。特に複雑な形状の寸法測定に威力を発揮するのが投影機や画像寸法測定器です。近年は対象物をステージに置くだけで、複雑な形状の寸法や角度などを一瞬で測定できる機種があります。
材質は硬いか柔らかいか?
金属やセラミックスなど硬度の高い対象物は、ノギスやマイクロメータの測定部ではさんだ際、変形する割合が少なく、いずれの測定機器を用いても測定がしやすいといえます。
一方、合成樹脂など柔らかい対象物は測定機器ではさむと変形するため、測定が困難です。こうした場合に便利なのが非接触型の測定機です。たとえば、画像測定機はレーザー光などを利用することで、非接触で外形の寸法を測ることができ、とても便利です。
サイズの大小で選ぶ
サブミクロンの極めて小さな対象物を図るには、測定顕微鏡が有効です。原理は顕微鏡と同様で、非接触で測定できるため、対象物を傷つけることがありません。
一方、自動車など数メードルに及ぶ対象物では、簡易計測としては長尺スケールを用います。また、精密な計測には大型CNC三次元測定機が役立ちます。
透明、非透明で選ぶ
非透明の対象物は、各種の計測機器で測定することが可能です。しかし、透明フィルムの厚みなど光の透過率の高い対象物は工夫が必要です。マイクロメータなど接触式の機器は透明物でも図ることができるものの、フィルムのように柔らかいものを正確に測定するには不向きです。その点、レーザー変位計などレーザー光を用いた測定機は、非接触で正確に測定することが可能です。
このページのまとめQ&A
Q. 対象物の形状によって測定機の選び方はどう変わりますか?
A. シンプルな形状はノギスなどで測りやすく、複雑形状は画像寸法測定器や投影機が適しています。
Q. 硬い素材と柔らかい素材では測定機の選択はどう変わりますか?
A. 硬い素材は接触式で測定しやすく、柔らかい素材は変形を避けるため非接触式が向いています。
Q. 対象物のサイズに応じた測定機の選び方は?
A. 小さな物は測定顕微鏡、大型物は長尺スケールや大型CNC三次元測定機を使います。
Q. 透明物の測定では何に注意すべきですか?
A. 接触式では正確に測りにくいため、レーザー変位計など非接触式が適しています。
Q. 材質や形状に左右されず測りたい場合の選択肢は?
A. 画像寸法測定器なら素材に影響されず、多様な対象物を簡単に測定できます。
キーエンスの三次元測定機
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AM-1000 シリーズ
卓上型 自動三次元測定機
対象物をステージに置き、ボタンを押すだけで測定が始まる卓上型 自動三次元測定機 AMシリーズが新登場しました。内蔵の3Dプロファイラがワークの形状・位置・向きを自動認識するため、従来必要だった位置決めや座標設定といった事前準備が一切不要です。また、世界初のダイレクトティーチ機能により、専用ペンで測定箇所に触れるだけで設定が完了するため、知識や熟練の技術がなくても誰でも簡単に使用できます。さらに、一般的な門型三次元測定機の約1/5というコンパクトな卓上サイズながら、回転ステージにより最大⌀700 mm×高さ500 mmまでの広範囲測定に対応。準備工数を最大1/3以下に削減しながら高精度測定を実現し、三次元測定にまつわるあらゆる課題を解決します。




