モノづくりにおける測定の重要性
言うまでもなく、正しい寸法測定は物づくりの原点です。材料の調達から加工、組立て、検品、出荷に至るまで、各工程で同一の基準で測定を行うことで、製品を設計通りに作ることができ、品質を保証することができます。
もし、だれか一人でも測定をおろそかにすると、品質を保つことができなくなります。それによって不良品が混入した場合、歩留まりの悪化につながる上、そのまま完成品として納入された場合、クレームの発生となります。つまり、物づくりのすべての過程において、組織全体のメンバーが正しい測定を行うことが欠かせません。
正しい測定の基本は、物づくりに携わる人々が測定に対する技術を持つことであり、その上で測定機を正しく管理、使用することにあります。これらは「計測管理」と呼ばれる取り組みであり、品質管理の土台となるものです。近年、計測管理は計測マネジメントシステム(ISO10012)として規格化されています。また、正しい測定を保証するため、計量トレーサビリティの取り組みが進んでいます。

このページのまとめQ&A
Q. なぜ正しい寸法測定は重要なのですか?
A. 各工程で同じ基準で測定することで、設計通りの製品を安定して作れ、品質を保証できるためです。
Q. 測定を怠るとどんな問題が発生しますか?
A. 不良混入による歩留まり低下や、完成品の不備によるクレーム発生など、品質と信頼性が大きく損なわれます。
Q. 正しい測定を支える要素は何ですか?
A. 作業者の測定技術と、測定機器を適切に管理・使用する取り組みが不可欠です。
Q. 計測管理とは何を指しますか?
A. 測定技術と機器管理を体系的に行い、正確な測定を維持する取り組みで、品質管理の基盤となります。
Q. 測定の信頼性をどう保証しますか?
A. 計測マネジメントシステム(ISO10012)や計量トレーサビリティにより、測定の正確さと再現性を確保します。
キーエンスの画像寸法測定機
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IM-X1000 シリーズ
全自動 画像寸法測定器
対象物をステージに置き、ボタンを押すだけの簡単操作はそのままに、全自動画像寸法測定器IM-Xシリーズは、更に幅広い製品に対応可能となりました。500mmの超大型ステージが新登場し、従来の最大サイズモデルから面積比で3.3倍と大幅に拡大しました。また、図面を取り込み、測定プログラムを自動で作成する新機能により、図面を読み解きながら、苦労して設定プログラムを作成する必要も無くなりました。更に、ステージとヘッドを付け替え可能となり、最大繰り返し精度±0.1μmの高倍率ヘッドでより高精細に対象物を捉えることが出来るようになりました。測定ボタンを押すだけの簡単操作で、人による測定値のバラつきが生じることなく、測定工数を飛躍的に削減。速い・正確・簡単の実現で、測定業務の課題を解決します。





