はめあいとは?
公差を設定するもう一つの理由として、軸と穴のように複数の部品を組み合わせる際の寸法差を定める必要があります。これを「はめあい」もしくは「嵌合(かんごう)」と呼びます。はめあいの公差もまたJISで規定されています。図面の指示をもとにJISの「はめあい公差表」と照らし合わせて、加工を行う必要があります。
はめあいを検討する場合、軸を基準とするか、穴を基準とするかで測定の考え方が変わってきます。たとえば、軸の直径を基準として考える際、軸が穴を貫通すればよいという場合は「すきまばめ」とし、穴に軸を差し込んだら固定する場合は「しまりばめ」、両者の中間の基準であれば「中間ばめ」とします。
- JISはめあい公差表(一部抜粋)
-
単位:µm 基準寸法の区分(mm) B C D E F G を超え 以下 B10 C9 D8 E7 E8 F7 G7 3 +180
+140+85
+60+34
+20+24
+14+28
+14+16
+6+12
+23 6 +188
+140+100
+70+48
+30+32
+20+38
+20+22
+10+16
+46 10 +208
+150+116
+80+62
+40+40
+25+47
+25+28
+13+20
+510 14 +220
+150+138
+95+77
+50+50
+32+59
+32+34
+16+24
+614 18
このページのまとめQ&A
Q. はめあいとは何ですか?
A. 軸と穴など複数部品を組み合わせる際の寸法差を定めることを指します。「嵌合(かんごう)」とも呼ばれます。
Q. はめあいの公差はどこで規定されていますか?
A. JISで規定されています。図面の指示をもとにJISの「はめあい公差表」と照らし合わせて、加工を行う必要があります。
Q. はめあいの種類には何がありますか?
A. すきまばめ、しまりばめ、中間ばめの3種類があります。
Q. すきまばめとはどんな状態ですか?
A. 軸が穴を自由に貫通できる状態で、隙間がある組み合わせです。
Q. しまりばめとはどんな状態ですか?
A. 軸を穴に差し込むと固定される状態で、強い結合を目的とします。
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