CHAPTER 2測定を行う環境
物質の剛性
物体に外から力が加わった際、変形に抗する性質を「剛性」といいます。また、外からの力がなくなって、物体が元に戻ることを「弾性変形」と呼びます。そして、外からの力と弾性変形の比を「ヤング率」といいます。
| 材質 | ヤング率 (×1010 N/m2) |
|---|---|
| アルミニウム | 7.03 |
| 黄銅 | 10.06 |
| ポリエチレン | 0.04~0.13 |
ヤング率が低いほど、剛性が低く、変形しやすいことが分かります。たとえば、ヤング率の低い物体をマイクロメータで測定する場合、ねじを締めすぎると変形によって正確な測定ができない恐れがあります。

このページのまとめQ&A
Q. 剛性とは何ですか?
A. 外からの力に対して変形を防ぐ性質で、材質によって異なります。
Q. 弾性変形とは何ですか?
A. 外力で変形した物体が、力を取り除くと元に戻る現象です。
Q. ヤング率とは何を示しますか?
A. 外力と弾性変形の比で、剛性の指標となる値です。
Q. ヤング率が低い材質の特徴は?
A. 剛性が低く、変形しやすいため測定時に注意が必要です。
キーエンスの三次元測定機
-
AM-1000 シリーズ
卓上型 自動三次元測定機
対象物をステージに置き、ボタンを押すだけで測定が始まる卓上型 自動三次元測定機 AMシリーズが新登場しました。内蔵の3Dプロファイラがワークの形状・位置・向きを自動認識するため、従来必要だった位置決めや座標設定といった事前準備が一切不要です。また、世界初のダイレクトティーチ機能により、専用ペンで測定箇所に触れるだけで設定が完了するため、知識や熟練の技術がなくても誰でも簡単に使用できます。さらに、一般的な門型三次元測定機の約1/5というコンパクトな卓上サイズながら、回転ステージにより最大⌀700 mm×高さ500 mmまでの広範囲測定に対応。準備工数を最大1/3以下に削減しながら高精度測定を実現し、三次元測定にまつわるあらゆる課題を解決します。




